こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
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- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
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この記事は次のような人にオススメです
- 米国ETFに関心がある人
この記事の目的
楽天証券が米国ETFの投資情報を拡充するので紹介します。
日本でもインデックス投資が徐々に普及してきているように感じますが、米国ETFを利用する人はまだ少数派ではないでしょうか。
楽天証券の今回のリリースのような証券会社の顧客サービスが充実すればETF利用者の裾野も広がることでしょう。
楽天証券、8/15から米国ETFの投資情報を拡充
以下は楽天証券からのお知らせです。
【米国ETF】投資情報を大幅に拡充します!(8/15~) | 楽天証券
楽天証券の米国ETF商品ページで新たに取得できる情報が増えるとのことで嬉しいニュースです。
さて今回のリリースでは「大幅に拡充」ということで以下の項目が追加項目であるという触れ込みになっています。
しかし「追加項目」とされているにもかかわらず実際は以前からある項目も含まれており、情報としては正しくないと受け取りましたがどうなんでしょうか。
全部が新しく追加された項目ではないので、既存ユーザーからするとどの項目がもとからあって、どの項目が増えたのか確認が必要です。
こうした手法の背景としては、新規または潜在ユーザーに対するプロモーションが考えられますが、既存ユーザーにとってはせっかくのサービス拡充なのに自分で持ち上げておいて蓋を開けたらショボかった、という展開で残念な感じです。
なお新たに加わった投資情報としては概ね以下のとおりです。
主に分配金まわりの情報が取得しやすくなっています。
連動指数については、以前は項目としては存在せずファンド概要に記述されていたのが、今回から項目として追加されるようです。
全体としては情報量が増えることについては歓迎ですが、「大幅に拡充」という表現は過剰だと感じました。
米国ETFのよいところ
私が感じる米国ETFのよいところは、一言でいうと安心感です。
BlackRockやVanguardといった世界的な運用会社が、世界最大の株式市場である米国市場にETFを上場しています。
一方で例えば日本の投資信託の場合だと、金融庁へ金融商品としての届け出は必要ですが、米国ETFと比べると投資商品としての信頼性は劣ると私は考えています。
日本の個人向け金融商品の世界では売る側が一方的に儲かって、買う側は半ば騙されるような手数料ビジネスが存在し続けており、そうしたボッタクリに使われる投資商品は今現在も投信の検索で無数にヒットします。
また同じ内容の投資商品で手数料率が大きく異るような、知らずに買うと損する罠のような状況が続いています。
このような状況は、現在低コストなインデックスファンドをリリースしている国内運用会社であっても無縁ではありません。
過去のこうした状況は買う側が無知だからという理由も大きいと思われ、金融商品の販売チャネルが窓口からネット証券へ移行するに連れ、自分で金融商品を選んで自分で運用できる投資家が増えれば改善されていくのかもしれません。
投資信託とETFを比べた場合、どちらかが一方的に優れているわけではなくそれぞれメリット、デメリットがあります。
米国ETFのよいところは、自分で考えて行動できる投資家であれば先述したような日本のグレーな投信業界との接点を減らせる点ではないでしょうか。
まとめ
楽天証券が米国ETFの投資情報を拡充するニュースを紹介しました。
主に分配金に関する情報量が増えており、キャッシュフローを重視する投資家にとっては便利になりますね。
国内投資信託によるインデックス投資を行っている人も米国ETFにまで視野を広げると新しい発見があるかもしれません。