こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- インデックス投資の経験談に関心がある人
この記事の目的
インデックス投資を始めて16年目になりました。
この手の記事は毎年書いていますが、今年は開始から丸15年経過ということで一つのマイルストーンを通過したかな、という感はあります。
今回はこれまで資産運用してきて感じたことなどを中心に紹介したいと思います。
インデックス投資16年目に突入
私がインデックス投資を始めたのは2008年7月ですので、2023年7月で丸15年経過して16年目に突入しました。
といってもだから何だという感じで、インデックス投資の場合は決めたことをやるだけなので、これからも何かを変えるようなことは特に考えていません。
このあたりがインデックス投資のメリット(何もしなくていい)だし、デメリット(退屈)でもありますよね。
でも得てして投資なんてそんなものだと思うし、何もしなくていいから続けてこれたと思っています。
パッシブ運用の対局であるアクティブ運用を自分でやるのは楽しいかもしれませんが、成果を出して生き残るのは素人には100%無理ゲーだと思っています。
といった感じで今後も細々とインデックス運用を継続していきます。
以前と変わった点
過去15年を振り返ってみて「そう言えば変わったよなー」と思うことをいくつか紹介します。
投資環境の改善
古株の人はわかると思いますが、インデックス投資環境は昔に比べてとてもよくなりましたよね。
2008年だと外国株式ファンドの信託報酬0.99%/年とか普通で、海外ETFへのリレー投資という技でなんとかコストを下げようとしていた時代でした。
主要ネット証券で海外ETFの特定口座対応が始まったのが2014年頃なので、私は今でも一般口座で買った海外ETFを保有してます。
NISAは2014年に始まって、2024年から新制度に仕切り直しが決まっていますね。
ホント、時代が変わったという感じがします。
金融資産が増えた
これはインデックス投資で増えたという要因もありますが、働いて得たお金の積み上げによる要因もあります。
きちんと働いて収入を確保し、無駄な支出を抑え、投資資金を捻出して市場平均を取る、といった基本戦略の賜物といった感じでしょうか。
なお現在の保有金融資産に占めるインデックス投資の含み益は25%、節約の効果が30〜40%なので、投資せず何も考えずに使っていたら今の半分もなかったかもしれないことを考えると恐ろしいですな。
心の余裕ができた
資産運用が上手く行きだして変わったのは「心の余裕ができたこと」に尽きると思います。
これは金融資産が増えたことももちろんですが、私の場合は運用利回りが高いという理由も大きいと思っています。
15年で+100%(2倍)を超えているので、これは見方を変えると半値になっても元本割れしないという状態です。
リーマン・ショックは1回/100年程度の発生確率で最大下落率が約55%だったので、今後同じくらいのクラッシュに巻き込まれても元本割れするかどうかといった感じで、気持ち的にすごくラクです。
また高い利回りの要因はリーマン・ショック後の回復相場を丸々取れたからで、たまたま始めたタイミングが良かったためです。
利回り5%/年のつみたて投資で2倍を見込むには25年も掛かるので、私の場合はリーマン・ショック様々ですね。
ものすごいお金持ちになったわけではありませんが、インデックス投資を始めたきっかけが将来のお金の不安だったので、とりあえずお金の心配をしなくてよくなったというのは自分にとってはデカいかなと。
おまけ
インデックス投資と直接関係はありませんが、インデックス投資から派生したいくつかの変化もあります。
大家さんは父が亡くなって実家を相続したので賃貸に出すことにしましたが、インデックス投資という資産運用を始めていなければ絶対にやってなかったですね。
株式オプションは仕組みを理解することで金融の勉強になるし、インデックス投資とケンカしないという点で利用価値のある投資ツールだと思います。
インデックス投資でも米国ETFを保有していて外国税額控除を受けるために確定申告をしている人はいると思いますが、それ以外にも不動産所得、雑所得の申告が必要になりました。
給与所得以外の所得を申告するとなると課税処理に関して様々な障害が立ちはだかるので、自分で調べたり税務署へ出向いたりすることにまったく抵抗がなくなりましたね。
といった感じで、お金に関する知識・リテラシーの部分でいろいろレベルアップした感があります。
こういうのはインデックス投資だけやっていたら絶対に身につかないものなので、経験値としてとても貴重だと思っています。
以前と変わっていない点
一方であまり変わってない点もあるので紹介しておきます。
投資方針
これは株式に投資するという点で「株式投資はプラスサム」という動機づけの部分です。
私は「株価は長期では右肩上がり」という売り言葉には懐疑的なものの、今のところ「株式投資はプラスサム」という信仰は保てているので、今後も株式インデックスに粛々とお金を投下していきます。
投資目的
私の投資目的は経済的に困窮しないためで、これも開始当初から変わっていません。
億り人、FIRE、資産の最大化、、、このあたりは私の念頭になく、とにかくお金に困らなければOKという考え方です。
人は人、自分は自分なので、他人と競争する必要もなければドヤる必要もありませんね。
投資手法
こちらも基本部分はパッシブ運用のバイ・アンド・ホールドで変わっていません。
インデックス投資を選択した理由は、投資がヘタクソなのだから黙って大人しくしている方が賢明、というただそれだけです。
投資で得たキャピタルで消費を楽しもうといった発想はないし、インカムを再投資することへの迷いも一切なく、このあたりはパッシブ運用に対する適正が備わっているように感じます。
我流のアレンジ
私は以下のような自己流アレンジで運用しています。
教科書的な運用は採用せず、自分のやりたいようにしています。
逆張りについては私が投資を始めた15年前から数えて、リーマン・ショック、円史上最高値、コロナ・ショックの3回があり、いずれも追加投資で仕込んでいます。
私は株式ファンドしか持ってないし、リバランスもロクにしたことないですが、精神的に厳しいとかなにか問題があるわけでもなく、至って平穏無事な運用だと思っています。
質素な生活
これも以前と変わらずです。
以前よりもお金の余裕はできましたが生活レベルはほとんど変わっていません。
別に我慢しているわけではなく、もともと質素倹約型の生活スタイルだったことが理由だと思います。
「家は漏らぬほど、食は飢えぬほどにて足ることなり」とは千利休の言葉で、ホントそう思います。
まとめ
インデックス投資16年目のこれまでの振り返りを紹介しました。
あまり有益な話ではなかったかもしれませんが、長期投資を志す方の参考になれば幸いです。
今後もマイペースで運用期間を伸ばせていけたらと思います。
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