【3分講座】ETFの活用方法、投資信託との使い分けを紹介するよ

ETF
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こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

  • インデックス投資では投資信託が向くケース、ETFが向くケースがありますので使い分けについて解説します。
  • ETFと投資信託の比較、ETFの活用方法についても紹介します。

 

そーたろー
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ここはどんなブログなの?

  • お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。

 

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この記事を書いたそーたろーはこんな人です。

  • 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
  • 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。

 

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この記事は次のような人にオススメです

  • これからETFを買ってみたいと考えている人
  • ETFと投資信託の使い分けに関心がある人

 

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ETFと投資信託の使い分け

私が考えるETFと投資信託の使い分けは次のとおりです。

ETFが向いているケース

  • まとまったお金を一括投資する場合
  • 低コストを追求したい人
  • インデックス投資が退屈でつまらない人

投資信託が向いているケース

  • 少額で投資したい人
  • 毎月つみたてのように買付の頻度が高い人
  • できるだけ手間を掛けたくない人

もちろん投資信託とETFを両方組み合わせて使ってもOKですよ。

詳しく見ていきましょう。

 

ETFとは?

ETFは Exchange Traded Funds の略で、「上場投資信託」といいます。

簡単に言うと投資信託が金融商品取引所に上場されていて、普通の株式と同じように取引される金融商品です。

ETFの特徴を見てみましょう。

 

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ETFのメリットとデメリットは?

商品性としてはETFも投資信託です。

ETFの大きなメリットとしては、信託報酬(ファンドの運営コスト)が投資信託よりも安い点です。

以下の表の赤いセルがそれぞれ優れている点です。

※表が見切れている場合は右へスクロールできます。
ETF投資信託
上場/非上場上場非上場
買い方証券会社を通じ市場で(株式と同じ)ファンドごとに異なる販売会社
特定口座の対応ありあり
取得時の費用売買委託手数料インデクッスはノーロード(購入手数料なし)が多い
信託報酬投資信託に比べ低いETFより高め
売却時の費用売買委託手数料基本なし(ファンドによっては信託財産留保額がかかる)
分配金の自動再投資なし※あり
自動つみたてなし※あり
つみたてNISAなしあり
確定拠出年金(DC)なしあり

※対応している証券会社もあります

 

ETFのコストが安い理由

なぜ投資信託よりETFの信託報酬が安くなるかというと、投資信託の方は作ったファンドを売るために販売会社が営業しますが、ETFの方はこれが必要ないためです。

なぜETFに販売会社が必要ないかというと、ETFはファンドが金融商品取引所に上場されているので、売り買いしたい人はそこで自由に売買できるからです。

ETFは信託報酬が投資信託よりも安いので、投資家にとってメリットがあるというわけです。

 

ETFのデメリット

ETFはコストが安いというメリットがある一方でデメリットもあります。

  • 売買手数料が必要
  • 自動つみたてができない
  • 分配金の自動再投資ができない
  • つみたてNISA、iDeCoで買えない

ETFは上場株式と同じ扱いなので売買手数料が発生します。

この点はノーロード(購入手数料なし)が一般的であるインデックス・ファンドが有利な点です。

またETFは投資信託のような自動つみたて、分配金の自動再投資ができないなどのデメリットもあります。

分配金ついては株式の配当金と同じなのでそこまで手間を気にする必要はないかもしれませんが、投資信託の自動再投資と比較すると劣っている部分です。

ETFは一度買ってしまえば運営コストが安いので、買い付けと売却の回数を最低限にして、長期で保有するほど有利な商品ということです。

 

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ETFの活用方法

このように投資信託より低コストであるものの、使い勝手の部分が少し難しいETFですが、使い方によってはうまく活用することができます。

いくつか考えられるETFの活用方法を見てみましょう。

初期資金の投資

投資開始時にまとまった資金を投入するならETFは向いてるでしょう。

売買手数料が発生しますが、最初だけなので一度買ってしまえば投資信託より低コストであるメリットを受けられます。

私はインデックス投資を始めたときにこの考え方で国内/海外ETFを買い入れています。

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乗り換え(リレー投資)

投資信託でつみたて投資を行い、一定規模になったら投資信託を全部売却して同じ資産クラスのETFに乗り換えることをリレー投資といいます。

投資信託の売却時に税金で利益の一部を持っていかれますが、長期的に見て乗り換え先のETFのコスト低減分の方が上回ると判断できる場合に有効です。

 

追加投資

インデックス投資を続けながら、どこかのタイミングでまとまって資金を投入する場合に有利です。

 

暇つぶし

ETFはバラエティに富んでいて、地域、セクター、テーマなどいろいろな切り口の商品があります。

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ETFを取り巻く環境変化

ETFは着実にサービスが向上しています。

  • アメリカのバンガード社のETFはコストをどんどん下げて投資家に還元することで有名です。
  • 主要なネット証券では海外ETFの取り扱い銘柄数がどんどん拡充されています。
  • ETFの取引手数料無料化が開始されています。
  • 自動つみたてサービスが始まっています。

私も2020年からバンガードETFを買い始めています。

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まとめ

インデックス投資は投資信託の方が手間が掛からずにラクなんですが、ちょっと面倒でも低コストを追求したい人にETFは向いています。

またセクターやテーマETFなどの商品をポートフォリオに組み入れて、娯楽的な使い方ができるのもETFの魅力ですので投資信託だけでは飽き足らない人におすすめです。

海外ETFは主要ネット証券で取り扱いがあります。

 

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