こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。

この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。

この記事は次のような人にオススメです
- サクソバンク証券で口座開設を検討している人
- サクソバンク証券の安全性が知りたい人
この記事の目的
私は2020年にサクソバンク証券で口座開設し、外国株オプション取引を始めました。

外国株オプション取引はインデックス投資とも相性がよいです。
株式インデックスをバイ・アンド・ホールドしながら無リスク資産を使ってオプション・プレミアムが得られる取引戦略を中心に現在勉強中です。
そんなサクソバンク証券ですが、私としては初めて口座開設する証券会社です。
果たしてセキュリティや資産保護の仕組みは確保されているのか、という疑問が湧いたので確認してみました。
結論は以下のとおりです。
- サクソバンク証券のセキュリティ → OK
- 分別管理による顧客資産の安全性 → OK
- 2020年7月の個人情報流出事件について → 調査中
サクソバンク証券のセキュリティ
サクソバンク証券では以下のログイン先があります。
これらについて私が確認したかったことは以下です。
名義人が異なる銀行口座への出金ができるのか、についてFAQには明記されていません。
この点についてサポートへ問い合わせたところ以下の回答をいただきました。
つまり例えマイページ、または取引ツールに不正アクセスされても出金先口座の口座名義人を第三者に変更されることによる不正送金は原理的に起きないということになります。
このあたりは大手ネット証券と同様の状況ですので安心しました。
さらにサクソバンク証券では以下の特徴があります。
以下はサクソバンク証券の2要素認証(2段階認証)の公式情報です。
SMS(ショートメッセージサービス)による2段階認証ログインについて | サクソバンク証券
従って不正アクセスによる不正送金については基本的には心配する必要はなく、2要素認証が提供されているのでセキュリティ的にも強固だ、というのが私の理解です。
「基本的には」というのは、こうしたログインに対する防御だけでは中間者攻撃の潜在的な可能性が残るためです。
しかし証券口座に対する中間者攻撃ついては攻撃者の効率を考えると現時点では過剰に心配する必要はないだろう、というのが私の考えです。
中間者攻撃による不正送金については以下の記事も参考にしてください。

分別管理による顧客資産の安全性は?
サクソバンク証券は以下の会員です。
従って顧客資産の分別管理については以下が適用されます。
サクソバンク証券も他の主要ネット証券と同様の安全性が確保されていることが確認できました。

【参考】サクソバンク証券の個人情報流出について
サクソバンク証券では2020年7月に個人情報流出事件が起きています。
個人情報流出についての重要なお知らせ(続報)| サクソバンク証券
事件は外部からの攻撃が原因であるとのことで、この攻撃の影響により現在もマイページへログインできない状態が続いています。
【重要】マイページログインの不具合について | サクソバンク証券
個人情報が流出してしまったことは残念ですが、こうした攻撃はどこの企業であっても起き得ます。
従って個人情報流出事件をもってしてサクソバンク証券が危険であるということにはなりません。
今回の事件については現時点でまだ対応中とのことですので以下のような点を見守って行こうと思います。
2020/9/19追記
サクソバンク証券より事件の報告書がアップされたのでまとめました。

まとめ
今回はサクソバンク証券のセキュリティと資産保護の仕組みについて確認しました。
サクソバンク証券は大手ネット証券と比較しても遜色ない安全性が確保されています。
資産運用は増やすことばかりでなく守りについても気を配っておくことが大切ですよね。