こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
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- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- これから「みずほe-口座」と「みずほダイレクト」を開設する人
- ネットバンキングのセキュリティを心配している人
この記事の目的
みずほ銀行が新規口座の通帳発行を止め、取引明細はネットバンキング・サービスのみずほダイレクト上でオンライン化すると発表しました。
この通帳レス口座は新規口座だけでなく、既存口座も対象で自動的に変更するとのことです。
通帳発行手数料を払えば今までどおりの使い方ができそうですが、多くの人が新たにネットバンキングを利用開始することになりそうです。
ネットバンキングは便利な半面、利用者の使い方次第では不正送金のトラブルが起き得ます。
そこで今回は通帳レス口座の「みずほ e-口座」の概要と、ネットバンキングのセキュリティ対策を紹介します。
「みずほ e-口座」とは?
みずほ銀行では2021年1月18日から新規の口座開設では1,100円の通帳発行手数料が発生します。
通帳発行の代わりに、最大10年間分の取引明細をオンラインでご確認できる「みずほダイレクト通帳」が提供されます。
以下は「みずほ e-口座」の公式情報です。
「通帳レス」・「印鑑レス」・「ペーパレス」を軸とした「デジタル・リモートサービス」の拡充および手数料改定について | みずほ銀行
「みずほダイレクト通帳」とは?
みずほダイレクトを利用のうえ、別途「みずほダイレクト通帳」の利用申込により、みずほダイレクト上で最大10年間分の取引明細が確認可能になります。
既存顧客も取扱変更される
毎年1月末時点で1年間以上記帳取引のない口座は自動的に通帳レスの「みずほ e-口座」に変更されます(すべての口座が対象)。
ネットバンキング初心者はセキュリティに注意
私は2004年からみずほダイレクトの利用者なので今回の制度変更による影響はありません。
個人的には時代の流れで仕方ないのかな、という程度の感想です。
しかし今までネットバンキングを使ったことがない人にとっては影響が大きそうです。
取引明細をオンラインで見るための「みずほダイレクト通帳」はネットバンキング・サービスのみずほダイレクト上で提供されるサブサービスです。
つまり今までネットバンキングしていなかった人も、取引明細を見たければネットバンキングを開設しなさいと言っています。
セキュリティの懸念から今までネットバンキングを避けていた人にとって、銀行口座がインターネットにつながることはかなり心配なのではないでしょうか。
「私はネットバンキングしていないから不正送金とか関係ない」と考えていた人は不正送金対策についての知識が必要になるでしょう。
「みずほダイレクト」を開設して「みずほダイレクト通帳」だけを有効にするような使い方については言及されていませんので、基本的に振り込みを含むすべての機能が有効でしょう。
つまりネットバンキングのセキュリティ対策が待ったなしで多くの人のお金の安全に関わるのではないかと思いました。
以降ではネットバンキングのセキュリティ対策を紹介します。
ネットバンキングと不正送金対策
以下で紹介する記事は主にネット銀行を想定したセキュリティ対策ですが、ネット銀行はネットバンキングに読み替えて差し支えありません。
セキュリティの基本
これからネットバンキング・デビューする人、安全な使い方を知りたい人は以下をどうぞ。
不正送金の手口と対策
不正送金の手口と対策については以下をどうぞ。
トランザクション認証機能の利用
「みずほダイレクト」では以下のワンタイムパスワードによるトランザクション認証機能が提供されているので利用すべきでしょう。
トランザクション認証機能については以下をどうぞ。
ネットバンキング専用PCのすすめ
念には念を入れたい人は専用PCを作ってしまうとより安全です。
【参考】ネット銀行のすすめ
個人にとってネット専業の金融機関を使った方がコスト的な恩恵が大きいのは周知のことと思います。
メガバンクのサービスは改悪の一途を辿っています。
みずほマイレージクラブ「お取引条件」と「うれしい特典」の変更
前回のみずほマイレージクラブの変更では以下のような改悪がありました。
明らかにサービスレベルが下がっていますので、私としても資金を引き上げて利用度を下げました。
そんな状態のメガバンクなので、今回の件でネットバンキングを初めて使う人は、メガバンクにこだわらずにネット銀行を検討するのも合理的でしょう。
今回はみずほ銀行の制度変更ですが、他のメガバンクも追従することが考えられます。
まとめ
今回は「みずほe-口座」で取引明細がオンライン化される際の注意点と対策を紹介しました。
オンライン化は完全に時代の流れですので、利用者は必要な対策を取ってサービスを安全に使えるよう努めるべきでしょう。
ネットバンキングを始めとするオンラインサービスは利用者にとってもメリットがありますので、過剰に恐れることなく上手に活用したいですね。