マネックス証券の売れ筋&おすすめiDeCoファンドを解説

iDeCo・確定拠出年金(DC)
iDeCo・確定拠出年金(DC)

こんにちは、そーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

マネックス証券が発表している2019年下期iDeCo売れ筋ランキングを元におすすめファンドを解説します。

 

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この記事の目的

マネックス証券は半期ごとにiDeCo運用商品ランキングを発表しています。

【2019年下半期】iDeCo運用商品ランキング

iDeCoはつみたてNISAと違って各ネット証券によって取り扱い商品が違います。

でも各社とも確定拠出年金制度の方向性に沿った商品選定をしていますので、iDeCoの商品ラインナップだけでネット証券の優劣は付きにくい状況かと思います。

そんな状況のなか、こうしたランキングは商品の売れ筋について傾向を見ることができるので参考になります。

ランキングを見ながらおすすめiDeCoファンドについて解説します。

 

おすすめiDeCoファンドの選定基準

最初にどういう理由でおすすめなのかという点について説明しますね。

インデックスファンドの選定基準

iDeCoファンドといえど基本的にインデックスファンドを選ぶ基準と同じです。

インデックスファンドを選ぶ基準というのは以下のとおりです。

  1. インデックス投資商品
  2. 信託報酬が低い
  3. 純資産総額が大きい

1はアクティブファンドではないという意味で、当たり前ですね。

2は継続保有してもコストが安いということです。

3は長期で保有しても途中償還の危険性が低いということです。

詳しいインデックスファンドの選び方については以下の記事でも解説しています。

【3分講座】おすすめインデックスファンドの選び方を解説するよ
インデックスファンドの選び方としては信託報酬額(コスト)と純資産総額(規模)を見るのがおすすめです。 ファンドの種類、ポートフォリオの考え方も紹介します。 ...

 

そーたろー個人の選定基準

そして先の記事内の「資産クラスを決めましょう」で説明しているように、私の場合は基本的に株式インデックスのみの保有としています。

方針を債券クラスを含まない運用と定義しているので、ほぼ自動的に株式インデックスがおすすめファンドになる、といった理由になります。

どのような方針で運用するのかは投資する人の好み、考え方、リスク許容度などによって変わってきますので一概には言えないのです。

ですので株式インデックスのみの運用が必ずしも偏った悪い運用というわけではないと思います。

私が資産クラスによる分散投資をしない理由は以下で説明しています。

個人のインデックス投資に『現代ポートフォリオ理論』は不要論【極論】
『現代ポートフォリオ理論』で説明するような異なる資産クラスの分散は、個人のインデックス投資にはあまり意味がないんじゃないの、という個人的な考えの紹介です。 資産クラスの分散って必要な...

今回の解説では以上のような理由から「おすすめファンド以外のファンドをなぜおすすめしないか」も説明するようにしましたのでよろしければ参考にしてください。

また以下の記事ではマネックス証券以外のネット証券のおすすめiDeCoファンドについても紹介していますのでよろしければどうぞ。

【3分講座】確定拠出年金の始め方【おすすめiDeCoファンド紹介】
インデックス投資の観点から確定拠出年金制度について解説します。 おすすめのiDeCoファンドを紹介します。 これから確定拠出年金(DC)への加入を考えている...

 

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マネックス証券の2019年下半期iDeCoランキング

今回のランキングでは、以下でおすすめしているマネックス証券のiDeCoファンドが4本ランクインしていました。

【3分講座】確定拠出年金の始め方【おすすめiDeCoファンド紹介】
インデックス投資の観点から確定拠出年金制度について解説します。 おすすめのiDeCoファンドを紹介します。 これから確定拠出年金(DC)への加入を考えている...

この4本については以降でおすすめ表示しました。

それではランキングを見てみましょう。

 

1位「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」

おすすめ商品です。

売れ筋ランキングの1ということで順当かと思います。

資産クラス的にも、純資産総額の大きさ的にも人気のあるファンドです。

ポートフォリオの核となる資産クラスですから、多くの人に選ばれて堂々の1位です。

三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンドシリーズ」ということで非常に頼もしい限りです。

 

2位「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」

売れ筋ランキング2位ということでとても人気がありますね。

ポートフォリオ運用、分散投資で買われるファンドということでしょうか。

信託報酬が年率0.132%掛かりますので、私個人の考えとしてはマイナス金利の状況で、コスト(信託報酬)を払って債券ファンドを買う意味はないのではないかと思っています。

ファンドの組み入れ銘柄を確認すると80%以上が国債ですので、それならば信託報酬が不要な個人向け国債変動10年の方がよいのではないか、という考え方です。

 

3位「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」

私個人はバランスファンドも買わないのですが、「バランス」というキーワードは人気ですね。

組み入れられている8資産は以下のとおりです。

  • 株式(国内、先進国、新興国)
  • 債券(国内、先進国、新興国)
  • REIT(国内、先進国)

ファンドの過去のパフォーマンスについては、

“8資産均等”は、下記の期間では最下位になることなく、3位~6位の間におさまりました。このように、両極端のない中庸なパフォーマンスとなったのは、分散投資の効果が見られたからです。

eMAXIS Slim公式サイト

”下記の期間”と言っているのは2009〜2018年を指しています。

分散投資でバランスが取れているのはよいのですが、個人的に少し気になるのは8資産それぞれについて投資家が理解しているか、という点です。

金融リテラシーの観点から「理解できない複雑な金融商品は買うな」という考え方があります。

「8つの資産に均等に投資する」というシンプルな商品性。

eMAXIS Slim公式サイト

ということでシンプルであるということですが、買うのであれば8つの資産クラスがどのような特徴があるのかくらいは押さえた方がよいかと思います。

 

4位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

おすすめ商品です。

北米株に強気な人にはありがたいですね。

S&P500はアメリカの代表的な株価指数で、ニューヨーク市場、NASDAQなどに上場する代表的な500銘柄が組み入れられています。

投資商品としては優れていると思いますが、確定拠出年金ということを考えると米国株式のみという商品性はやや偏るかな、という感想を持っています。

1位のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを買っても、中身の70%くらいは米国株ですから、このS&P500を買って米国株式に寄せたい人向けでしょうか。

 

5位「One DC 国内株式インデックスファンド」

おすすめ商品です。

こちらも順当ですね。

「One DC 国内株式インデックスファンド」はTOPIX連動型で、世界の株式に分散投資することを考えると国内株式クラスでは日経225かTOPIXのどちらかを選ぶことになります。

日経225は225銘柄、TOPIXは約2,000銘柄でより構成銘柄数の多いTOPIX連動型に軍配が上がっています。

 

6位「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」

おすすめ商品です。

こちらも順当。

世界中の株式への分散投資を考えたときに「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は唯一の新興国株式クラスとして選択されます。

一般的に新興国株式ファンドの信託報酬は先進国株式と比べて高いのですが、この「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は約0.2%と非常に低コストです。

長期保有を考えると低コスト商品は大変ありがたいですね。

 

7位「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」

J-REITも一定の人気がありますね。

私が調べた情報では、世界の株式市場の時価総額が約9,500兆円、世界のREIT市場の時価総額が130兆円と市場規模に雲泥の差があります。

この130兆円のうちJ-REITの割合は約8.7%です。

私がREITを買わない理由もこうした市場規模の大きさが理由です。

ですのでファンドの商品性の良し悪しというよりも、資産クラスの選択として株式クラスの方がよいだろうと考えています。

 

8位「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」

外国債券クラスということで、私個人はポートフォリオに組み入れていない資産クラスです。

正確には非常に初期のころ少し買った外国債券ファンドがありますが、基本的にはないものして扱っています。

債券クラス自体はポートフォリオ運用で株式クラスとセットで扱われる主要な資産クラスになりますが、それは国内債券のお話かと思います。

外国債券については為替リスクを負いますから、為替の変動によって利回りが消えてしまうため、ポートフォリオへの組入はあまり推奨されていないというのが私の理解です。

しかし最近の私は、資産の外貨比率を上げるために外国債券ファンドはよいかもな、とか考え始めています。

株式の割合を上げずに外貨比率を上げようとすると外貨MMFとかになるので、だったら外債ファンドはいいんじゃね?と。

 

9位「ひふみ年金」

人気のアクティブファンドですね。

私個人は今までアクティブファンドは買ったことがありませんが、お好きな方は組み入れてもよいと思います。

年率コスト0.836%をどのように評価するかでしょうか。

現在のインデックスファンドの年率コストは海外先進国株式が0.1%、国内株式が0.15%、期待リターンは5%ですから、差し引き毎年4.85〜4.9%のリターンです。

インデックスファンドより何倍もコストが掛かるけど5%以上のリターンを狙いにいく、というファンドです。

 

10位「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」

日経225連動です。

日経225は東証1部上場の約2,000銘のうち225銘柄、TOPIXは東証1部上場すべて約2,000銘柄なので、TOPIX連動の方がより分散されていますね。

日経225の方はTOPIXに比べて銘柄数が少ないので、特定の銘柄で特に「値がさ株」と呼ばれる1株あたりの価格が高い株式の値動きが指数に大きな影響与えるという特徴があります。

日本株は大型株だけカバーすればよい、といった方針で運用するなら日経225がよいでしょう。

 

【総評】マネックス証券の売れ筋iDeCoファンド

株式インデックスがトップ10のうち5本入っていますので、標準的な結果なのかな、という感想です。

iDeCoは元々の商品選定が絞られており、ヘンテコな商品は元々少ないので順当でしょう。

個人的には2位の国内債券、3位のバランス型8資産均等が上位に来ていて興味深いと思いました。

国内債券ファンドはマイナス金利下では魅力が薄いと思いますし、バランスファンドについてはAll in Oneだったりおまかせ系は強いんだなと感じました。

個人のリスク許容度にもよると思いますが、iDeCoの場合は拠出金が所得控除になるので、リスクが取れないなら元本保証の定期預金にするだけでもメリットがありますよね。

それから「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」はこれからインデックス投資を始める人にはよいと思いますが圏外でした。

 

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まとめ

マネックス証券2019年下期のiDeCo売れ筋商品ランキングからおすすめファンドについてコメントしてみました。

iDeCoは投資信託での運用ということで株式ファンドが中心になるかと思います。

株式ファンドでは元本割れのリスクがありますが、資産運用に経済成長の力を取り込むには最適です。

昨今はiDeCoやつみたてNISAなどの公的な制度が簡単に利用できますから、積極的に活用して資産運用に役立てたいですね。

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