こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- 企業型DCとiDeCoの併用に関心がある人
- 選択制企業型DCに加入している人
この記事の目的
選択制企業型DCとiDeCoを併用するメリット・デメリットを紹介します。
現在私は選択制企業型DCとiDeCoを併用する方向で準備を進めていますので個人的な考え方を紹介します。
選択制企業型DCとiDeCoの併用
今回紹介する話は企業型DCの中でも選択制と呼ばれるタイプのものとiDeCoを併用する場合の例で紹介します。
企業型DCは以下のようなバリエーションがあるので、自分の勤務先が採用しているDCがどのタイプかによって話は変わってくるので注意が必要です。
5.5万円/月を拠出してない場合の意義
選択制企業型DCに加入していて拠出額の上限が5.5万円/月に満たない場合は、上限の5.5万円/月以内でiDeCoの分だけ拠出金を上乗せできるようになります。
この場合は企業型DCに加えてiDeCoのメリット(掛け金が所得控除とか)が得られますね。
5.5万円/月を拠出している場合の意義
選択制企業型DCに加入していて、すでに上限5.5万円/月まで拠出している場合にiDeCoを併用する目的は標準報酬月額の等級アップです。
注意する点としては、標準報酬月額の等級アップはメリットにもデメリットにもなり得、人によって評価が分かれるという点があげられます。
こうした点を理解するためには企業型DC、及び選択制企業型DCがどういった制度なのかを理解する必要があります。
選択制企業型DCでは従業員の給与または賞与を拠出金の原資とし、拠出金は収入に含まれなくなります。
そして標準報酬月額が下がることにより以下のようなメリット・デメリットが生じます。
このように選択制企業型DCには強烈なデメリットがありますが、それでもメリットがデメリットを上回ると考えるのが選択制企業型DCへ加入する根拠です。
ここまで理解すると選択制企業型DCとiDeCoを併用するメリット・デメリットも理解できるようになるでしょう。
選択制企業型DCとiDeCoを併用するということは、今まで選択制企業型DCに100%(5.5万円/月)拠出していたのを、iDeCoに一部を拠出(例えば2万円/月)振り向けることによって、標準報酬月額を上げることができるようになります。
そして標準報酬月額を上げることのメリット・デメリットは先ほどと逆で以下のとおりです。
これに加えてiDeCoとの併用では以下のようなデメリットも加わります。
したがって選択制企業型DCだけがよいのか、iDeCoと併用した方がよいのかは、加入者の判断次第であるというのが私の理解です。
多くの場合、総合的な金銭的損得を考えると選択制企業型DCだけの方が得すると考えられます。
理由は厚生年金ダウン、各種社会保障ダウンのデメリットより、健康保険料ダウン、節税が強まるメリットが上回ると考えられるからです。
ではなぜ私がiDeCoとの併用を選んだかというと、確率的には選択制企業型DCのみの方がおトクと考えつつも、将来の不確実性を加味した場合、厚生年金アップ、各種社会保障アップを選んだ方が安心だからというものです。
なんだかんだ言って厚生年金は頼りになるし、各種社会保障(労災補償など)の等級もいざというときを考えれば高いに越したことはないと考えています。
選択制企業型DCはデメリットもありますが、総合的にはメリットがデメリットを上回ると私は理解して(信じて)いますが、リスク資産で運用することを考慮すると、公的な保障を最大限確保しておくのが賢明ではないでしょうか。
標準報酬月額について
標準報酬月額は1〜50等級に分かれていて、被保険者の居住地、また年度によって変わります。
報酬月額は等級によって1〜6万円の幅があって、年収の高い人は2万円/月増えたところで等級が変わらないケースもあるでしょう。
自身の等級とiDeCo同時加入で変化があるかは確認した方がよいでしょう。
ざっくりとした感じでは25等級(35万円)くらいまでが2万円/月で等級アップが得られて、それを超える年収の人はそのときの報酬月額によってはアップするかもしれませんね。
まとめ
選択制企業型DCとiDeCoを併用するメリット・デメリットを紹介しました。
とても細かくてわかりにくい論点だと思いますが、老後資金と現役時代の社会保障の綱引きでどちらを取るか、自分なりに考えて選択する必要があるのではないでしょうか。
★投資デビューはスマホ証券がおすすめ!
★自動運用を始めるなら次世代ロボアドのSUSTENがおすすめ!
★知ってた?インデックス投資×株式オプションで時代を先取り!
★これからインデックス投資を始める方は参考にどうぞ!
★ネット回線は工事不要で即日使えるWiMAXがおすすめ!