こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- iDeCoの手数料を節約したい人
この記事の目的
私はiDeCoでのつみたてを行っています。
今までiDeCoの手数料ってそんなに気にしていませんでしたが、ふと気になって計算してみたら年間0.74%ということで意外とデカイと感じました。
そこで「そういえば年単位拠出で手数料が節約できたよなー」ということを思い出したのでその節約効果を確認してみました。
さらにおまけ情報として、年単位拠出によって年一括で買い付けたあと毎月つみたてする仕組みを編み出してみました。
主要ネット証券のiDeCo手数料比較
まず最初に主要ネット証券のiDeCo手数料を調べてみました。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
マネックス
証券 |
||
---|---|---|---|---|---|
加入時・移管時
|
証券会社 | 0円 | 0円 | 0円 | |
国民年金基金連合会 | 2,829円 | 2,829円 | 2,829円 | ||
運営管理機関変更時 | 受け入れ手数料 | 0円 | |||
プラン変更時 | 0円 | ||||
口座管理の
手数料
|
加入者※の場合
※ 掛金拠出者
|
国民年金基金連合会 | 105 円/月 | 105 円/月 | 105 円/月 |
事務委託先金融機関 | 66円/月 | 66円/月 | 66円/月 | ||
証券会社 | 0円 | 0円 | 0円 | ||
運用指図者※の場合
※掛金を拠出しない方
|
国民年金基金連合会 | 0円 | 0円 | 0円 | |
事務委託先金融機関 | 66円/月 | 66円/月 | 66円/月 | ||
証券会社 | 0円 | 0円 | 0円 | ||
その他
手数料
|
給付事務手数料 | 事務委託先金融機関 | 440円/回 | 440円/回 | 440円/回 |
還付事務手数料
|
国民年金基金連合会 | 1,048円 | 1,048円 | 1,048円 | |
事務委託先金融機関 | 440円 | 440円 | 440円 | ||
証券会社 | 660円 | なし | |||
移換・運営管理機関 変更時手数料 |
証券会社 | 4,400円 | 4,400円 | 4,400円 |
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の主要ネット証券3社のiDeCoの手数料はほぼ横並びでした。
楽天証券とマネックス証券は金融機関を変更したときの受け入れ手数料の記載がありませんでした。
プラン変更については、そもそもプランの概念があるのがSBI証券だけです。
還付事務手数料についてはSBI証券のみ660円という記載がありました。
還付事務手数料とは以下のとおりです。
普通に使っていればそれほど気にしなくてよいのではないでしょうか。
なお私はiDeCoを運用指図者に切り替えた際に還付を発生させてしまいましたが、楽天証券への手数料は発生していないことを確認しています。
楽天証券は手数料面でリードしています。
年単位拠出でiDeCo手数料を節約
ここからはiDeCoで手数料を節約する方法です。
毎月のつみたてでは以下の手数料が発生します。
- 国民年金基金連合会 105円/月
- 信託銀行 66円/月
国民年金基金連合会の方は資金拠出に伴い発生する変動費です。
信託銀行の方は必ず発生する固定費です。
毎月つみたてた場合の年間の手数料は以下のとおりです。
- 国民年金基金連合会:105円/月× 12か月=1,260円
- 信託銀行:66円/月× 12か月=792円
- 年間コスト:1,260円+792円=2,052円
ところが2018年1月から「年単位拠出」という新しい掛け金の拠出方法の選択肢ができました。
年単位拠出では年間の掛け金限度額までなら1~12回の間で自由に拠出のスケジュールを設定できます。
国民年金基金連合会の手数料については資金拠出の都度発生するので、拠出回数を1回にしてしまえば手数料を105円まで下げることができます。
- 国民年金基金連合会:105円/月× 1か月=105円
- 信託銀行:66円/月× 12か月=792円
- 年間コスト:105円+792円=897円
年間で節約できる金額は以下のとおりです。
民間の会社員の場合でコスト率を比較すると以下のとおりです。
- 毎月拠出:2,052円÷276,000円=0.74%/年
- 年単位拠出:897円÷276,000円=0.32%/年
半分以下になりました。
【裏ワザ】年単位拠出で毎月つみたてする方法
ところで年単位拠出では年一括投資になってしまいます。
ぶっちゃけた話、ドルコスト平均法は別におトクでもなんでもないので、年一括投資であっても投資成果には何ら影響はないでしょう。
ただ「気分的に」毎月のつみたてで時間分散したいというニーズはあるかもしれません。
そこで年単位拠出で手数料を105円にしつつ、ドルコスト平均法で毎月の分散投資とする方法を考えてみたのが以下です。
この作戦に必要な条件としては以下でしょうか。
一般的なスイッチング時の注意事項として、ファンドを売却するとファンドによっては信託財産留保額が掛かりますよ、というのがありますが定期預金であれば関係ないですね。
デメリットとして毎月手動でスイッチングし続ける必要があります。
月一回の手動スイッチングは運用負荷が増えますが、一方で暇だから別にOKという人だっているかもしれません。
またスイッチングは指示と完了までに数日のタイムラグがありますが、長期投資の尺度で見た場合、数日程度であれば誤差の範囲でしょう。
なお私はこの方法で実際に運用しているわけではないので実践可能かどうかわからないのですが、アイデアとしては一応行けそうな気がしていますので紹介してみました。
実現可能でしょうか?
まとめ
今回はiDeCoで手数料を節約する方法を紹介しました。
運営コストについては低いに越したことはありませんし、年単位拠出にしても特に不都合はないように思います。
節約額は年間で1,155円とわずかな金額ですが、小さな努力を惜しまない人は検討してもよいかもしれませんね。
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