こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- これから新成人になる人
- これから投資デビューする人
この記事の目的
民法改正により2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられました。
これを受けてLINE証券が実施した調査が興味深かったので紹介すると共に、新成人の投資デビューに投資信託が向いている理由を紹介します。
LINE証券の「Z世代に関する投資意識調査の結果」
以下はLINE証券のリリースです。
LINE証券株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役Co-CEO:正木美雪・米永吉和)は、スマホ投資サービス「LINE証券」において、2022年4月1日からの民法改正による成年年齢引下げに伴い、18歳以上から新規口座の開設が可能になりましたので、お知らせいたします。
あわせて、LINE証券のLINE公式アカウントにご登録のユーザーを対象に、成年年齢引下げに伴うZ世代に関する投資意識調査実施しましたので結果を公開いたします。
LINE証券、18歳以上から口座開設が可能に 成年年齢の引下げに伴う、Z世代に関する投資意識調査の結果を公開 | LINE Financial
調査は19歳以下と20歳以上に分かれており、20歳以上の設問については私自身も回答してみました。
19歳以下の調査結果
Q.成年になったらやってみたいことは?
半数以上が投資に関心があることに驚きです。
Q.投資を18歳からはじめたい?
8割以上が18歳から投資を始めたいとの回答で、こちらもなかなかの衝撃でした。
Q.いくらから投資をはじめたい?
投資金額については10代だとこんな感じかなという印象です。
Q.投資したいものはなに?
国内株式、FXの関心が高いとのことでまぁ妥当なところかなと。
外国株の関心が高いのは時代を感じさせるし、NISA系、iDeCoの非課税口座も入っていて若い人はしっかりしてますね。
Q.投資をはじめたい理由は?
1位は投資の勉強がしたい、4位老後不安、5位が低金利、とまともな理由が並んでいますね。
Q.どうやって投資をはじめる?
投資資金はアルバイト代からということで妥当な回答でしょうか。
20歳以上の調査結果
Q.18歳から投資ができること、どう思う?
選択肢が増える点では賛成だけど、投資の種銭は自分で働いて得たお金が基本なので、一般的にお金がない10代から投資できることの意義はそれほど大きくないと思うから。
また人生の投資可能期間の観点でも、就職して20~30代になってから始めても十分間に合うと思うから。
Q.賛成の理由は?
若いころから投資や経済に関する知識を持つのはよいことだと思います。
「自分もやっておけばよかったと思っているから」については、私は30代中盤で投資デビューしましたが遅すぎるとは思っていません。
「長期的に投資することで投資成果が上がりやすくなるから」については、長期投資には賛成ですが、10代から投資する必要性は私はそこまで感じないかな。
Q.18歳だったら投資をはじめたかった?
高校卒業後の自分が積極的に投資をやりたかったかと言えばかなりビミョーです。
Q.高校授業での金融教育についてどう思う?
人生のお金に関する教育は積極的にやるべきと思います。
Q.高校授業での金融教育に賛成の理由は?
当時の自分が興味を持てた自信はあまりないですが、大人になった今では生きる上で必須だと思っています。
Q.投資の勉強はどうしてる?
経験がものを言う世界なので「実践しながら学んでいる」が圧倒的多数なのはまぁそうだろうと思います。
私もネット上の情報はよく見ますが、SNS、動画はあまり使わず、ニュース系のテキストコンテンツが多いです。
投資本については初期の頃は結構よく読みましたが、最近は新しい取り組みを始めない限り積極的には読んでいません。
投資デビューはLINE証券で投資信託がおすすめ
今回の調査を見て、私はZ世代の若年層が投資デビューするならLINE証券で投資信託を買うのがおすすめだと考えたのでその理由などを紹介します。
なぜLINE証券がおすすめか?
私は年齢が40代で主に楽天証券でインデックス投資を14年やっています。
我々世代はネット証券とインデックス投資の黎明期(れいめいき、新しい時代のこと)だと思います。
20代で社会人になってからインターネットが普及し出し、30代の後半にかけてインデックス投資が普及し出す、そんな感じでした。
一方でこれから成人になって投資デビューする人は生まれたときからすでにインターネットが通信インフラとして整っていて、子供のころからスマートフォンを使うのが当たり前の世代です。
我々世代が使っているネット証券は総合証券口座といって幅広い金融商品が揃っていてもちろんスマホにも対応していますが、基本はPC操作がメインでスマホでも取引できる、というのが実情でしょう。
しかしLINE証券の場合は最初からスマホのLINEアプリで使うことが前提なので、スマホに慣れ親しんでいるZ世代への親和性としてはスマホ専業証券のLINE証券に軍配があがると思います。
LINE証券などのスマホ専業証券では機能や取り扱い商品などがネット証券よりも狭いですが、若年層がまずは少額から投資デビューするであろうことを考えれば、スマホ専業証券に求められるサービスに絞られていてかえって好都合とも言えます。
スマホ証券としては米国のロビンフッド社が若者を中心にシェアを伸ばしているように、日本のLINE証券も急速にシェアを伸ばしています。
こうしたイノベーションやトレンドを見て、私は新成人が投資デビューするならスマホ投資のLINE証券がおすすめだと思っています。
なぜ投資信託がおすすめか?
今回のLINE証券の調査「Q.投資したいものはなに?」を見ると株式投資、FX、暗号資産といった、投資成果に上手下手が大きく関わる投資対象があがっています。
具体的な投資スタイルに関する設問がないので推測ですが、これらの投資対象はトレーディング的要素を多分に含んでいて、私は多くの人が損する結果に終わるだろうと思っています。
投資なんだから損が出て当たり前だし、みんなそうやって覚えるものだとも言えますが、投資の目的が「投資の勉強をしたいから」が1位ということで、それならわざわざ損しやすい投資対象を選ばなくても投資の勉強はできるのではないかと思いました。
私はインデックス投資がもっとも合理的だ(損をしにくい)と思っていて、インデックスファンドを買って持っているだけでも十分勉強になるから、というのが投資信託をおすすめする理由です。
LINE証券の投資信託では銘柄が限られていますが、低コストなeMAXIS Slimシリーズが買えるので十分でしょう。
つみたてNISAは使うべき?
LINE証券はつみたてNISAに対応しているので利用してもよいでしょう。
つみたてNISAは運用益に課税されない口座で、老後資金を想定した資産形成に向いています。
公的な制度という安心感もあるので長期で運用するのであれば一番最初に検討すべきでしょう。
つみたてNISAで買うことができるのは金融庁が許可した投資信託に限られますが、LINE証券のつみたてNISAでは先ほど紹介したeMAXIS Slimシリーズが買えます。
つみたてNISAでは毎年40万円まで資金拠出ができることになっていますが、学生や新社会人では満額まで使い切れないかもしれません。
しかし現行ルールではつみたてNISAの新規投資は2042年までと終了時期が決まっているので、使い切れないからといって利用開始を遅らせても利用期間が短くなるだけなので意味がありません。
今後、制度が改正される可能性もあるので将来どうなるのかは誰にもわかりませんが、長期投資を志すのであればLINE証券でつみたてNISAというのが新成人の最適解かもしれません。
まとめ
LINE証券の「Z世代に関する投資意識調査の結果」と、新成人の投資デビューに投資信託をおすすめする理由を紹介しました。
これから投資デビューする新成人の方はスマホ投資を上手に活用するとよいでしょう。
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