米国一般消費財セクターETFで先進的インデックス投資【全5本】

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こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

  • 主要ネット証券で買うことができる米国の一般消費財セクターETFとしてXLY、VCRなど5本を紹介します。
  • セクターETFはつみたてNISAやiDeCoだけでは実現できない先進的なインデックス投資を可能にします。

 

そーたろー
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ここはどんなブログなの?

  • お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。

 

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この記事を書いたそーたろーはこんな人です。

  • 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
  • 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。

 

そーたろー

この記事は次のような人にオススメです

  • 米国のセクターETFに関心がある人
  • 一般消費財分野は買いだと思っている人
  • インデックス投資だけだと物足りないと感じている人

 

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この記事の目的

今回は一般消費財分野の米国セクターETFを5本紹介します。

以下の記事でセクターETFの純資産総額を集計しており、今回紹介する一般消費財は8位でした。

米国セクターETFでインデックス投資の退屈凌ぎ【全73本11セクター】
インデックス投資の退屈凌ぎとしてネット証券で買える米国セクターETFについて調査しました。 純資産総額やETF本数を集計して人気セクターの順位付けをしました。 米国のセクターETFに関心がある人 インデックス投資に退屈している人 この記事の...

以下は記事で集計したセクターETFの純資産総額合計結果です。

順位 セクター名 純資産総額合計 ETF本数
1 テクノロジー 55,301 9
2 ヘルスケア 40,184 9
3 不動産業 31,900 6
4 金融 25,035 5
5 素材 24,855 8
6 生活必需品 21,055 5
7 公益 18,036 7
8 一般消費財 17,688 5
9 資本財 17,288 7
10 エネルギー 16,257 8
11 電気通信 9,240 4

※純資産総額=百万米ドル

 

セクターETFとは?

セクターETFとは特定のセクター(業種)の企業だけで構成されたETFです。

一般的な投信・ETFは日本株、北米株、先進国株といった国や地域単位で投資しますよね。

でもセクターETFを使えば特定のセクター単位で追加的に投資することが可能です。

セクターETFはアイデア次第でインデックス投資のポートフォリオに特色を持たせることができますね。

 

米国 一般消費財セクターETFの特色

データ比較

以下は今回紹介するうちの1本VCRとその他セクターETFなどとの比較です。

※表が見切れている場合は右へスクロールできます。
分類 シン
ボル
分配
利回り
期待
リターン
(10年)
騰落率
(5年)
標準
偏差
(10年)
純資産
総額
経費率 名称
基準
VTI 1.79% 10.36% 67.11% 14.14% 140,063 0.03% バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
1306 1.95% 8.73% 9.90% 16.57% 1,253 0.11% TOPIX連動型上場投資信託
テーマ
VIG 1.78% 12.07% 71.12% 12.15% 42,573 0.06% バンガード・米国増配株式ETF
VYM 3.42% 12.04% 48.10% 12.53% 25,915 0.06% バンガード・米国高配当株式ETF
VTV 2.98% 11.55% 48.40% 13.67% 48,955 0.04% バンガード・米国バリューETF
セクター
VAW 2.16% 9.35% 29.74% 19.25% 1,535 0.10% バンガード・米国素材セクターETF
VCR 1.14% 12.54% 80.32% 17.22% 3,045 0.10% バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF
VDC 2.52% 11.54% 43.25% 11.01% 5,261 0.10% バンガード・米国生活必需品セクターETF
VDE 5.42% 2.26% -32.30% 26.27% 3,114 0.10% バンガード・米国エネルギー・セクターETF
VFH 2.91% 10.58% 45.85% 18.12% 5,669 0.10% バンガード・米国金融セクターETF
VGT 1.14% 19.75% 168.12% 16.50% 30,073 0.10% バンガード・米国情報技術セクターETF
VHT 1.50% 15.93% 54.97% 13.68% 11,045 0.10% バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF
VIS 2.00% 11.88% 48.85% 17.48% 2,668 0.10% バンガード・米国資本財・サービス・セクターETF
VOX 0.95% 6.98% 29.32% 14.41% 2,350 0.10% バンガード・米国電気通信サービス・セクターETF
VPU 3.02% 10.73% 75.85% 12.37% 4,004 0.10% バンガード・米国公益事業セクターETF
XLRE 3.41% 22.50%
(3年)
15.82%
(3年)
4,258 0.13% 不動産セレクト・セクターSPDRファンド
  • 純資産総額は百万USドル
  • 騰落率(5年)には分配金の再投資を含む
  • 期待リターン(10年)の算出方法=直近10年の平均年率利回り+分配金利回り
  • ※3年のデータです。

 

基準のVTIと比べて一般消費財セクターETFには以下のような特徴があります。

  • 期待リターン(10年)、騰落率(5年)が高い
  • 標準偏差(10年)が高い

 

こうした特徴を一言でまとめると、

景気がよいとパフォーマンスもよいが、ボラティリティは高い

景気動向に左右されやすく、いわゆるハイリスク・ハイリターンな性格と言えそうです。

 

パフォーマンス比較

以下は2007〜2020年のVTIとVCRのグラフによる比較です。

2008年リーマンショック、2020年コロナ・ショック共にVCRの方が下落幅が大きく、回復期のリカバリーも大きいですね。

 

活用のヒント

一般消費財分野は景気循環(シクリカル)性があるとされています。

一般消費財という業種分類の表現ってちょっとわかりにくいと思うので補足しますと、

  • Consumer Staples :生活必需品、消費財 →ディフェンシブ
  • Consumer Discretionary :一般消費財、消費サービス →シクリカル

という真逆の関係になります。

構成銘柄もまったく別なんですが、個人的にはなかなか見分けが付きにくいです。

  • VDC(生活必需品):P&G、Coca-Cola、Walmart、フィリップ・モリスなど
  • VCR(一般消費財):Amazon、マクドナルド、NIKE、スターバックスなど

Coca-Cola、Walmart、マクドナルド、スターバックスあたりは、どっちがどっちか微妙です。

景気が悪くてもコーラは買って、外食のマクドナルドやスターバックスは売上が落ちるけど、小売のWalmartは影響が少ないのね?みたいな。

生活必需品は景気の良し悪しにかかわらず人々の生活に必要なのでディフェシブです。

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一方の一般消費財は景気がよいとみんなお金を使うから好調だけど、景気が悪いとみんな財布の紐を締めて不調になるからシクリカルということです。

こうした一般消費財セクターETFの特徴は先のVTIとの比較でも見て取れます。

先ほどハイリスク・ハイリターンという表現を使いましたが、これは一般消費財セクターETFが悪い投資先だということではありません。

景気がよいときに株価が上がりやすく、景気が弱くなると売られやすいという特徴があるという点を押さえて、中長期で強い上昇トレンドが見込めると考える場合に用いると良さそうです。

 

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インデックス投資のお供に米国一般消費財セクターETF

純資産総額合計8位の一般消費財分野には次の5本が含まれます。

  • セクターETF
    1. 一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンド(XLY)
    2. バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)
    3. iシェアーズ グローバル一般消費財 ETF(RXI)
  • テーマETF
    1. グローバル・X・eコマース・ETF(EBIZ)
    2. 上場廃止:GS Motif消費イノベーションETF(GBUY)

 

一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンド(XLY)

XLYはSPDRシリーズのセクターETFです。

一般消費財カテゴリーで純資産総額1位、経費率0.13%は2位の優秀なセクターETFです。

XLY ファンド情報

純資産総額(2020/05/29) 13,052[百万USドル]
設定日 1998/12/16
インデックス
S&P コンスーマー・ディスクレショナリー・セレクト・セクター・インデックス
取引所 NYSE ARCA
経費率 0.13%
分配 年4回
分配利回り 1.33%
騰落率(1年) 15.13%
騰落率(年初来) 5.19%
構成銘柄数 63

XLY 構成銘柄情報

順位 銘柄名 比率(%)
1 Amazon.com Inc. 26.08%
2 Home Depot Inc. 10.59%
3 McDonald’s Corporation 6.37%
4 NIKE Inc. Class B 5.02%
5 Starbucks Corporation 4.11%
6 Lowe’s Companies Inc. 3.81%
7 Booking Holdings Inc. 3.24%
8 TJX Companies Inc 3.05%
9 Target Corporation 2.36%
10 Ross Stores Inc. 1.76%

 

バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)

VCRはバンガードの米国一般消費財セクターETFです。

一般消費財カテゴリーで経費率0.10%は1位、純資産総額は2位という位置にいます。

バンガードのETFは低コストがウリで中長期のインデックス投資家に好まれますので、今後は純資産総額1位のXLYに迫ることが予想されます。

VCR ファンド情報

純資産総額(2020/05/29) 3,045[百万USドル]
設定日 2004/01/26
インデックス
MSCI USインベスタブル・マーケット・一般消費財・サービス25/50インデックス
取引所 NYSE ARCA
経費率 0.10%
分配 年4回
分配利回り 1.14%
騰落率(1年) 18.29%
騰落率(年初来) 7.59%
構成銘柄数 295

VCR 構成銘柄情報

順位 銘柄名 比率(%)
1 Amazon.com Inc. 20.90%
2 Home Depot Inc. 8.20%
3 McDonald’s Corp. 5.30%
4 NIKE Inc. 3.80%
5 Starbucks Corp. 3.50%
6 Lowe’s Cos. Inc. 2.80%
7 Booking Holdings Inc. 2.80%
8 TJX Cos. Inc. 2.20%
9 Target Corp. 1.80%
10 General Motors Co. 1.50%

 

iシェアーズ グローバル一般消費財 ETF(RXI)

RXIは経費率が0.46%のiシェアーズのセクターETFシリーズです。

iシェアーズのセクターETFシリーズは純資産総額3位で可もなく不可もなく、という不動の微妙な地位を築いています。

RXI ファンド情報

純資産総額(2020/05/29) 174[百万USドル]
設定日 2006/09/12
インデックス
S&Pグローバル1200一般消費財セクター指数
取引所 NYSE ARCA
経費率 0.46%
分配 年2回
分配利回り 1.61%
騰落率(1年) 9.25%
騰落率(年初来) -1.51%
構成銘柄数 151

RXI 構成銘柄情報

順位 銘柄名 比率(%)
1 AMAZON COM INC 11.87%
2 HOME DEPOT INC 6.60%
3 トヨタ自動車 4.42%
4 MCDONALDS CORP 3.96%
5 NIKE INC CLASS B 3.13%
6 LVMH 2.93%
7 STARBUCKS CORP 2.56%
8 LOWES COMPANIES INC 2.38%
9 ソニー 2.08%
10 BOOKING HOLDINGS INC 2.02%

 

グローバル・X・eコマース・ETF(EBIZ)

EBIZはグローバルXシリーズのテーマ投資ETFです。

eコマースは日本語では電子商取引といいます。

簡単に言うと基盤の運営、ソフトウェア・サービス・商品などをオンラインで提供する企業への投資です。

EBIZは日本のネット証券での取り扱いが2020年7月に始まった新しいETFです。

EBIZ ファンド情報

純資産総額(2020/06/30) 31[百万USドル]
設定日 2018/11/29
インデックス ソラクティブ・Eコマース・インデックス
取引所 NASDAQ
経費率 0.68%
分配 年1回
分配利回り 0.14%
騰落率(1年) 34.82%
騰落率(年初来) 35.82%
構成銘柄数 39

EBIZ 構成銘柄情報

順位 銘柄名 比率(%)
1 Shopify Inc A 7.34%
2 Etsy Inc 7.13%
3 Wayfair Inc Class A 6.51%
4 MercadoLibre Inc 5.18%
5 JD.com Inc ADR 5.11%
6 eBay Inc 5.08%
7 Amazon.com Inc 5.06%
8 Ocado Group PLC 5.05%
9 Vipshop Holdings Ltd ADR 4.59%
10 NetEase Inc ADR 4.21%

 

GS 消費イノベーションETF(GBUY)

このETFは2020年11月で上場廃止となり、GSイノベーションETF(GINN)に併合されました。
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GBUYは旧モチーフ社のインデックスを使ったイノベーションへ投資するETFです。

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このシリーズはテーマ投資ETF寄りのコンセプトですので、経費率が0.50%とセクターETFとしては高いです。

構成銘柄もアリババ、Facebookなどテクノロジー寄りに見え、その影響か騰落率も他より高いです。

設定日が新しいので純資産総額もまだまだこれからのETFです。

GBUY ファンド情報

純資産総額(2020/05/29) 22[百万USドル]
設定日 2019/03/01
インデックス
Motif ニュー・エイジ・コンシューマー指数
取引所 NYSE ARCA
経費率 0.50%
分配 年4回
分配利回り 0.32%
騰落率(1年) 32.38%
騰落率(年初来) 15.30%
構成銘柄数 120

GBUY 構成銘柄情報

順位 銘柄名 比率(%)
1 Alibaba Group Holding Ltd 3.30%
2 Facebook Inc 3.30%
3 Tencent Holdings Ltd 3.00%
4 Amazon.com Inc 2.90%
5 Netflix Inc 2.30%
6 NIKE Inc 2.10%
7 JD.com Inc 1.80%
8 adidas AG 1.70%
9 TAL Education Group 1.70%
10 Meituan Dianping 1.60%

 

そーたろー
そーたろー

一般消費財は生活必需品と逆の性格なんだねー

 

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まとめ

今回は米国セクターETFの純資産総額合計8位、一般消費財分野の5本を紹介しました。

個別株ではリスクが高いと考える場合でも特定の産業へ投資できるのがセクターETFです。

インデックス投資で国や地域の単位で投資するだけでなく、セクターETFも上手に使って一歩進んだ投資を検討してみてはいかがでしょうか。

その他のセクターETFについてはこちらの記事もどうぞ。

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そーたろー

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