iDeCo運用指図者の月次手数料は良心的な後払い方式【まめ知識】

iDeCo・確定拠出年金(DC)
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こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

iDeCo運用指図者の月次手数料66円がまとめて後払いする方式でおトクになっていたので紹介します。

 

そーたろー
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この記事を書いたそーたろーはこんな人です。

  • 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
  • 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。

 

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この記事は次のような人にオススメです

  • iDeCoの運用指図者に関心がある方
  • 運用指図者の手数料が気になる方

 

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この記事の目的

iDeCo運用指図者の月次手数料を紹介します。

運用指図者になって初めての「確定拠出年金お取引状況のお知らせ」を確認したところ、毎月発生する月次手数料66円が後払いでおトクなことがわかりました。

 

iDeCoの運用指図者とは?

運用指図者とは新規に資金拠出せず、過去に拠出した資産の運用だけを行うことができる状態です。

私はiDeCoを利用していましたが、企業型DCに加入することになり元のiDeCoは運用指図者で継続することにしました。

この判断についてはそれほどしっかりした経済合理性があるわけではなく、将来iDeCoに戻ってくる可能性があるのと、あとは興味本位です。

経緯については以下をどうぞ。

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iDeCoの運用指図者と手数料

運用指図者では新たに資金拠出ができない上に、毎月の月次手数料66円が発生するというデメリットがあります。

しかし私はiDeCoでは100%株式ファンドを買い付けており、それなりに高い利回りが期待できるため66円/月については許容範囲のコストと割り切りました。

運営コスト66円/月よりも複利のリターンの方が圧倒的に高いので影響はほとんどないと考えました。

今回企業型DCに切り替え後はじめてiDeCoの年次報告が届いたので見てみると、どうやらこの月次手数料は毎月発生するものの、徴収は後日まとめて行われることがわかりました。

手数料額のうち「収納予定」に記載されたものは、次回の掛金、給付金または運用商品等の売却のいずれかにより収納させていただきます。

つまり毎月発生する費用が後払いなのでファンドの口数を減らさなくてよいことになります。

ファンドの口数が保てるので複利効果が高まります。

こんなところでクレジットが利くとは思っておらず、支払い猶予をいただけるということでありがとうございます。

iDeCoに加入中の方は手数料を節約する小技もどうぞ。

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【参考】DC口座は複数保有できる

現在私の加入状況は以下のとおりです。

  • iDeCo → 運用指図者
  • 企業型DC → 国民年金第2号加入者

したがってDC口座を2つ保有しており、JIS&Tには2つのアカウントがあります。

こっちはiDeCo(運用指図者)で掛金なし。

こっちは企業型DCで資金拠出中。

そして以下の記事でも紹介していますが、2022年から「企業型DC加入者のiDeCo加入の要件緩和」というのが始まります。

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私がiDeCoを運用指図者で残した理由のひとつがこれで、企業型DCとiDeCoの併用によって選択制企業型DCのデメリットが緩和できるのではないかと目論んでいます。

今後は誰でも企業型DCとiDeCoの併用ができるようになるので、複数のDC口座を持つ人が増えそうです。

NISAもDCも制度は増改築の連続で利用者にとっては使いづらいですが、文句を言っても仕方ないのでがんばってついて行くしかありませんよね。

 

まとめ

今回はiDeCoの運用指図者で発生する手数料について紹介しました。

月次手数料66円の徴収は以下のタイミングまで保留されます。

次回の掛金、給付金または運用商品等の売却のいずれか

ファンドが売却されないので複利効果が利いてちょっぴりおトクです。

 

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