こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

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この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
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この記事は次のような人にオススメです
- 不動産所得の青色申告10万円控除に関心のある人
この記事の目的
不動産所得の青色申告10万円控除を申請したので紹介します。
なお私は税金に関する質問にはお答えできませんので、ご不明点は税務署または専門家へお願いいたします。
不動産所得の確定申告
今回はサラリーマン大家2年目の確定申告でしたが、特に大きく困ったこともありませんでした。
しいてあげれば2年目以降の「減価償却費の計算の明細書」の作り方がわからなかったので、確定申告が始まる前に所轄の税務署で確認しました。
減価償却費は設定した期間で資産を按分して償却するので、前回の明細書と内容がつながっている必要があります。
教えてもらえば「なーんだ」という程度のことですが、簡単なことでもやったことのない素人には未知の世界ですから仕方ありませんね。
ちなみに不動産所得の確定申告では収支内訳書というものを作成します。
収支内訳書では不動産事業で発生した経費や収益を明らかにするのですが、これ自体は帳簿が完成していれば集計結果の金額を入力するだけなので特に難しことはありません。
問題は帳簿が作成できるかにかかっており、不動産事業では特に初年度に発生する修繕に関する経費の仕訳が難解です。
修繕にかかった費用だから修繕費というわけにはいかず、入居前の手直しは修繕費ではなく資本的支出、つまり資産価値の向上にかかった費用として減価償却費として扱います。
このあたりは昨年以下の記事にまとめたので興味のある方はどうぞ。

初年度の記帳と収支内訳書の作成については私は暇なので自分で対応しましたが、人によってはスポットで税理士に投げるのもアリかなと思います。
青色申告10万円控除は簡単です
前回令和2年分の確定申告時に、今回令和3年分からの不動産所得については青色申告の10万円控除に切り替える準備をしていました。


そして予定どおり今回から青色申告10万円控除を申請しましたが予想どおり簡単でした。
先程述べたとおり帳簿さえ出来上がっていれば特に難しいところはないようです。

青色申告10万円控除では備え付け帳簿が白色申告と多少違いますが、簡易簿記で10万円控除がゲットできます。
不動産事業についてはまだ2年目で、修繕にかかった費用を減価償却中なので所得を小さく圧縮できています。
確定申告書の控除で青色申告特別控除を申請します。
私の場合は不動産投資は築古戸建て1軒(実家)だけで、あとはインデックス投資がメインの小規模サラリーマン大家です。
不動産事業では修繕にかかる費用以外には経費が発生しづらいので、10万円控除が受けられるだけでも大きな節税メリットがあります。
確定申告は暇つぶしに丁度いい
そもそも毎日忙しくて日々の生活だけで手一杯の人は手間のかかる築古戸建ての賃貸業などやらないと思います。
一方で私の場合だとメインでやっているインデックス投資の手間がほぼゼロということもあって、こうしたちょっと面倒なタスクをわざわざ自ら設定して娯楽として楽しむといった側面があります。
例えばランニング、ボディビル、キャンプ、料理、家庭菜園、翻訳とか、興味のない人からすると面倒で大変なことを趣味とするのと同じですかね。
サラリーマン大家は小規模な副業なので自分で決算を出す必要があり、そこまで含めて娯楽と考えています。
確定申告はとっつきにくくて面倒なイメージがありますが、私は投資を始めてから以下のような税制に明るくなったと思います。
こういうのって専門の学部にでも行かない限り学校では教わらないし、社会に出てから自然に覚えるものでもないし、本を読んだからといってすんなり理解できるとも思えません。
投資経験を通して得られる、趣味と実益を兼ねた使えるスキルではないでしょうか。
実務の進め方としては個人の小規模な決算なので以下のような対応をしています。
申告書は紙で印刷して、今年の提出は休日に自転車で税務署へ行って時間外収受箱へ投函しました。
窓口提出ではないので後日控えが郵送されてきます。
ビジネスではDXが叫ばれていて、そういう世界で日々仕事をしているわけですが、私がe-taxを使っていないように世の中にはDXに後ろ向きな人がいる理由もわかる気がします。。。
まとめ
不動産所得の青色申告10万円控除の申請を紹介しました。
青色申告10万円控除は簡単なので、小規模大家さんをやる機会がある人はおすすめです。