こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- これから資産運用を始める人
- 資産運用って何からやればいいかわからない人
この記事の目的
忙しく働いているだけで一向に資産と言われるものは築けそうにない、こういう人がたくさんいます。
原因はさまざまでしょうけれど、一般的によく言われることはお金に関する教育、投資教育って学校では教えてくれないから、という指摘があります。
では社会に出てから学ぶ機会があるのかというと、職種にもよるかと思いますが普通に仕事をしていたらあまり多くはないのではないでしょうか。
私が思うに、こういった状況を自分の事として気づいて行動を起こせた人が抜け出せる人なんじゃないかと思っています。
私は30代でインデックス投資を始めて、かれこれもう10年以上続けています。
保有資産は着実に増えていて、やっててホントに良かったです。
幸運にも多少なりとも資産が増えたからという部分もありますが、投資行動を通じてお金に関することが学べるから、という部分も大きいと感じています。
そこで今回は、一体何を学んで、何をすればいいの?ということをまとめました。
資産運用の初心者向け3つの行動
資産を増やすための行動として一般的に言われるのが以下の3つです。
出ていくお金を減らし、入ってくるお金を増やし、残ったお金に働いてもらう、これが資産運用の基本です。
決して資産運用=投資ではありません。
支出を減らす
まずは出ていくお金を減らすことを考えてみましょう。
あればあるだけ使っていたらいつまでたっても資産は増えませんよね。
無理な節約をする必要はありませんが、できるだけ無駄を省くような思考ができるとよいでしょう。
支出を減らすには?
支出は以下の2つにわけて考えましょう。
放っておいても出ていくのが固定費、その時どきで金額が変わったり金額そのものがなかったりするのが変動費です。
固定費の削減
以下のような比較的大きな出費を見直しましょう。
固定費と変動費を比較した場合、固定費を削った方が節約効果が高いです。
理由はある程度まとまったお金が一定期間ごとに必ず出ていくためです。
ですので支出を抑制する場合は、まず固定費の見直しから着手しましょう。
固定費の削減については以下の記事も参考にしてみてください。
変動費の削減
以下のような項目が変動費です。
固定費に比べて変動費は金額が小さい上に、発生タイミングもまばらです。
削ってもいいけど、ひもじい思いをして節約してもあまりお金が残らなかったりします。
無駄使いはつつしむべきですが、あまりに生活品質を下げるのは好ましくないので節約もほどほどにしましょう。
こうやって生活費の棚卸しをして、貯金したお金を投資に回す準備をしましょう。
収入を増やす
資産を増やすには節約に加えてある程度の収入を確保することも大切ですね。
収入と所得
まず収入と所得の違いは以下のとおりです。
所得は税法では次の10種類にわけられます。
No. | 所得名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 利子所得 | 利息を受け取ったとき |
2 | 配当所得 | 配当金を受け取ったとき |
3 | 事業所得 | 事業を営んでその事業から生ずる所得 |
4 | 不動産所得 | 不動産収入を受け取ったとき |
5 | 給与所得 | 給与や賞与を受け取ったとき |
6 | 退職所得 | 退職金を受け取ったとき |
7 | 譲渡所得 | 土地や建物、株式などを譲渡したとき |
8 | 山林所得 | 山林を売った所得 |
9 | 一時所得 | クイズの賞金・満期生命保険金など |
10 | 雑所得 | 公的年金・原稿料など、 他の所得に当てはまらない所得 |
赤のセルの配当所得、事業所得、不動産所得、給与所得は資産を築くために増やすとよいと言われています。
黄のセルの雑所得を副業で稼ぐのも今風でしょうか。
所得を増やすには?
配当所得
株式を保有して受け取る配当金が配当所得です。
投資信託やETFの分配金も配当所得です。
配当所得として受け取った配当金を再投資にまわすと資産を複利で増殖させる効果が高まります。
再投資というのは配当金も投資にまわすことです。
一方で配当金を生活費としてあてにするのは危ないので止めた方が無難です。
事業所得
独立開業したりビジネスオーナーとなることで得られるのが事業所得です。
個人の場合、副業で始めて一定規模になったら節税目的で法人を設立するケースもあるでしょう。
自分のビジネスを持つメリットは大きいですが、素人が簡単にできることでもありませんので頭の片隅に置いておけば十分でしょう。
不動産所得
不動産を保有して賃貸料を得るのが不動産所得です。
家賃収入は固定的に入ってきますし、いったん入居が決まれば景気の影響も比較的受けにくいのでキャッシュフロー確保の観点から魅力があります。
一方で不動産投資は初期投資が大きく参入障壁が高いです。
事業所得と同じくやろうと思っても簡単にはできませんので、不動産所得についても長期的な計画を立てて検討する必要があります。
給与所得
会社に勤めてもらう毎月の給料や賞与が給与所得に該当します。
ほとんどの人が収入の柱としていることでしょう。
大体以下のような変数で収入が決まるのではないでしょうか。
どうしようもない部分はありますが、個人の努力で比較的改善が見込めるのが給与所得でしょう。
転職や資格取得が最たる例で、給与所得を増やす努力は資産運用においても大切でしょう。
雑所得
その他の雑多な所得が雑所得です。
昨今は厚労省が進める働き方改革もあって、一般企業でも副業を解禁するところが徐々に増えつつある、そんな状況でしょうか。
会社勤めであればアルバイトのような時間を切り売りする副業よりも、いわゆる不労所得が向くでしょう。
資本集約的な、一度仕組みを準備してしまえば放っておいても売上が発生する副業であればベストですね。
といった感じで、会社勤めの人はありきたりですが地道に給与所得を増やすのが収入を増やす近道なのかもしれませんね。
一方で、成功している人は何らかの所得で財を成しているはずですから、収入を増やすために自分に何ができるのかを考えることは大切ではないでしょうか。
お金を働かせる
出ていくお金を減らし、入ってくるお金を増やしたら、残ったお金に働いてもらうべく投資の出番です。
お金を働かせるには?
資産を増やすには投資をすることになりますが投資手法はたくさんあります。
共通して言えることは「投資の世界にフリーランチ(タダ飯)はない」ということです。
投資はリスクを負ってリターンを目指す行為なので、大きいリターンを狙うならリスクも大きいし、逆もまたしかりという関係が成立します。
つまり投資して資産を増やすためにはリスクを負う必要があります。
大きなリスクを取る必要はない
個別株投資や不動産投資は比較的リスクが大きくリターンも大きい投資対象でしょう。
なので普通の人がやっても上手く行かない可能性がとても高いです。
だってみんなができたらみんな大金持ちですが、現実はそうなっていませんから。
そもそも多くの普通の人がみんな大きいリターンが必要でしょうか?
私も含めて「簡単でまずまずの成果が出ればよい」というのは普通の人にとって割とよいアイデアです。
過剰なリスクを取らなければ大失敗する確率も下がります。
インデックス投資が手堅い
普通の人にとって参入ハードルが低くて、まずまずのリターンが狙えるのがインデックス投資です。
手間なし、低コスト、分散投資、少額資金で始められることがインデックス投資のメリットです。
インデックス投資でも当然リスクがありますが、個別株投資や不動産投資に比べれば相対的に小さなリスクに収めることができます。
インデックス投資は少資金で始められてミドルリスク・ミドルリターンな誰にでも始められる投資手法です。
インデックス投資はつみたてNISAや確定拠出年金制度など政府が主導している点もポイントです。
【参考】マネー教育のすすめ
動機づけをしよう
お金を増やすためにこれから「支出を減らす」「収入を増やす」「資産を増やす」を進めるのですが、いきなりやると結構ハードルが高かったりします。
ですので最初に自分に対して上手に動機づけをしてあげます。
これをやっておくと、本来は大変かもしれない「支出を減らす」「収入を増やす」「資産を増やす」がちょっと楽しくなるかもしれませんよ。
と言っても特別なことは何もなくて、やることはただ本を読むだけです。
目的はこれから進めていくお金に関する改善活動に自然と興味が持てるようにすることです。
読む本はお金に関する本、マネー本で、できるだけ簡単な本を読みます。
これから取り組むことに対して興味を持てるように持っていって、心理的なハードルを下げます。
苦しいことは続きませんが、楽しいことは続けようと思わなくても勝手に続くものです。
「コツコツ増やす」とはそういうことではないでしょうか。
おすすめのマネー本
私がインデックス投資を始めた2008年ころに読んだ本なので少し古いものが多いですが、どれも有名な本、有名な著者です。
改訂版があるものはそちらを貼ってあります。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 山崎元著
山崎元さんは著名な経済評論家で、私が以前読んだ本はすでに絶版だったので新しい本を取り上げました。
山崎元さんの本は知識がなくても読める平易な文章で、たくさんある著書はどれもハズレがないかと。
もし1冊だけ選べと言われたら、山崎元さんの著書をおすすめします。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ 橘玲著
橘玲さんもマネー本を多数書かれています。
やや裏技・チート寄りかもですが、時にはそういった視点も必要でしょう。
なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 藤沢数希著
藤沢数希さんは元々は金融機関でクオンツ(数理分析専門家)をされていたとのことで、お金に関する論理的なアドバイスが印象的な本です。
だいぶ昔に読んだので記憶が定かでないのですが、クレジットカードの支払いがなぜ会計的に有利なのかの解説で関心したのはこの本だったように思います(違ったらスミマセン)。
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 ロバート・キヨサキ著
ロバート・キヨサキさんは不動産事業家で破産しちゃってます。
この本はベストセラーのマネー本ですが、実はいろいろと賛否のある本です。
しかしマネー本として楽しく読めるので取り上げました。
以下の記事ではまんが版のマネー本を紹介していますのでよかったら参考にしてください。
さらにひと工夫:電子書籍リーダーの導入
自分が楽しくやれる方法を見つけて、長く続けられるような環境づくりも大切です。
今まで紙の本を買って読んでいたなら、Amazon Kindle端末を買ってスキマ時間に読書してみるなどもよいでしょう。
まとめ
今回紹介したコツコツ増やすための4つの行動をまとめると以下のとおりです。
少しずつ準備を整えてネット証券で口座開設して、つみたてNISAやiDeCoでインデックス投資をするのが堅実でおすすめです。
★投資デビューはスマホ証券がおすすめ!
★自動運用を始めるなら次世代ロボアドのSUSTENがおすすめ!
★知ってた?インデックス投資×株式オプションで時代を先取り!
★これからインデックス投資を始める方は参考にどうぞ!
★ネット回線は工事不要で即日使えるWiMAXがおすすめ!