こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 節約生活20年以上のベテランです。
- インデックス投資による資産運用も10年以上の実績があります。
この記事は次のような人にオススメです
- PCの買い替えコストを節約する方法が知りたい人
- 節約したお金の効率的な運用に関心がある人
この記事の目的
老後資金・年金が足りないことは広く関心が持たれています。
前回、前々回と、老後資金対策として早いうちからできるだけ無理なく生活コストを下げて、残ったお金をiDeCoなどの私的年金制度で運用する、という考え方を紹介しました。
前回の記事では通信費の削減を紹介しました。
前々回の記事では大型の固定費の削減を紹介しました。
そしてさらに固定費を削減すべく、今回はPCの買い替えに着目します。
無駄に高い処理能力だったり使わない機能が付いたPCを買っていると余計なお金が出ていきます。
PCは買ってしまえばその後は継続的に費用が発生するわけではないので、固定費のなかでは節約効果は大きくありません。
しかし「塵も積もれば山となる」で、必要なPCの機能、選択肢を知り、一歩進んだ節約を目指しましょう。
そして今回も残ったお金はインデックス投資で運用して将来に備えるのがおすすめです。
【老後資金の貯め方】PCの買い替えコストを節約する方法
以下の4つの方法を紹介します。
こうした方法でPCを調達できれば、よりコストを抑えることができますよ。
Windows PC節約のコツはBTO
BTOとは?
BTOというのはBuild To Orderの略で、自分の希望に合うように部品を選択し注文できるシステムのことです。
例えば3つのグレードの中からモデルを選択するとかではなく、マシン仕様を細かく指定する方式になります。
この方式よって不要なもの、過剰なものを排除して必要なものだけにお金を払うので安く購入できます。
例えば以前は国産の大手電気メーカーが独自ソフトを山盛りプリインストールして販売していた時代がありました。
それと比べてBTOは不要な機能を省けるので大きなメリットがありました。
要はカスタマイズできるということです。
BTOは難しい?
BTOでPCを買うには以下のようなことがわかるとよいでしょう。
具体的には次のような知識があるとよいですよ。
たくさんあって気後れするかもしれませんが、ちょっとずつでも自分が使う道具に興味を持ってみるとよいでしょう。
また一口にBTOと言ってもカスタマイズできる範囲は会社によってさまざまですので、必ずしもすべての項目について詳細に理解していないと注文できないということではありません。
少しずつ覚えればOKですね。
BTOのPCはどこで買えるの?
BTOは以下のような会社が有名です。
私はDELLのPCを買うことが多いかな。
どの会社のPCもBTOなら余計なアプリケーションが入っていませんのでシンプルで安価です。
安いから故障しやすいということもありません。
実際にDELLのPCを買い替えた記事もどうぞ。
Refurbished(リファビッシュ) PCも節約効果アリ
リファビッシュという言葉は聞きなれないかもしれませんが、いわゆる再生品です。
中古のPCを業者が回収して点検し、初期化して再出荷したものです。
ビジネス向けで人気のPanasonic Let’s note(レッツノート)は玉数も多く、私の周りでもリファビッシュを使っている人がいます。
メーカー再製品もあれば、そうでないものもあり、品質的には当たり外れがあるかもしれませんが、価格が安い点が魅力です。
中古品ですので、ノートPCの場合はハードディスクの故障やバッテリーの劣化は避けられない問題として認識しておく必要があります。
最近はMicrosoft Officeが付属してお得感のあるものもありますので選択肢として知っておくとよいでしょう。
PCショップやAmazonにも大量に出回っています。
Chromebookが超おすすめ
ChromebookはGoogleが文教市場向けに開発したPCです。
廉価、丈夫、安全、シンプル、高速といった特徴があります。
余計なものが一切排除されているので、動作が非常に早く、起動・停止も一瞬です。
基本的にGoogle Chromeブラウザを使ってGoogleのクラウドアプリ上ですべての作業を行う前提のPCですので使い勝手の面で制約はあるかもしれません。
しかし昨今のPC作業はネット接続してブラウザが使えれば大抵のことはできるため、割り切ってしまえば快適でおすすめです。
私は2019年にChromebookを購入していて、現在のメインPCとなっており大変気に入っています。
AmazonにはChromebookストアがあります。
【参考】CloudReady(Chromium OSベース)
CloudReady(クラウドレディ)は私も試したことがなくて恐縮ですが、こういう手段もあるよ、という参考情報です。
ChromebookのOSであるChromium OSをNeverwareという会社が移植版として提供しているのがCloudReadyです。
Chromebookの人気がじわじわ上がっていることを考えると、今後は選択肢のひとつとして期待が持てます。
使っていないPCがあればCloudReadyをインストールしてChromium OSを使うことができます。
年金が足りない不安もLinux OSなら無料で安心!
Linuxとは?
LinuxとはOSの種類のことで、PCとして購入するものではありません。
Linux OSは世界中の有志が開発を行っており、基本的に誰でも無償で利用できます。
またPCではなくサーバーOSの世界では、世界全体で稼働しているサーバーの半分はLinuxだと言われています。
Linux OSはWindows OSとはまったく別物ですから、使えるアプリケーションもまったく別です。
しかし多様なアプリケーションがあり、Windowsと同等のことができます。
Linuxディストリビューションとは?
Linux OSにはたくさんの種類があって、Linuxの種類のことをディストリビューションと呼びます。
PC用途でもっとも利用されているディストリビューションがUbuntuです。
私は元々WindowsだったノートPCをUbuntu化してネット銀行専用端末として使っています。
Linuxはどうすれば使えるの?
基本的に何でもよいので動作するハードウェアを用意しましょう。
よくある例がWindows OSのサポートが切れたあと、まだ使えるハードウェアにLinux OSをインストールして使用します。
私がDELLのPCをUbuntu化して使っているように、例え低スペックPCであってもお金を掛けずに継続使用することができます。
まだ動くWindows XPやWindows7 PCがあればLinux化はおすすめです。
また適当なPCがない場合は、先のリファビッシュPCや適当な中古PCを購入してLinux化してしまう手もあります。
節約派はトライする価値ありですよ。
【貯めたお金の運用】インデックス投資がおすすめ
ご参考まで、ここ約20年の私のPC調達記録を載せておきます。
購入年 | モデル | 購入価格 | 利用期間 | 平均価格 | 節約額 |
---|---|---|---|---|---|
2002年 | Compaq Presario 3901JP | ¥96,905 | 5.2年 | ¥164,000 | ¥67,095 |
2007年 | ASUS V3-P5G965 | ¥84,696 | 5.0年 | ¥122,000 | ¥37,304 |
2008年 | DELL Inspiron 1525 | ¥64,955 | 11年〜 | ¥111,000 | ¥46,045 |
2009年 | DELL Inspiron 545s +液晶ディスプレイ | ¥69,180 | 7.11年 | ¥93,000 | ¥23,820 |
2016年 | DELL Inspiron 3250 | ¥37,778 | 4年〜 | ¥85,000 | ¥47,222 |
2019年 | Lenovo 300e Chromebook | ¥33,000 | 1年〜 | ¥52,800 | ¥19,800 |
- 平均価格はIDC JAPANによるその年の平均的なPC販売価格を参考にしました。
- 節約額は平均価格ー購入価格です。
- 背景色が付いたセルは、利用期間に「〜」が付いており、現在も使用しているPCです。
約20年間のPC調達による総節約額は以下のとおりでした。
あくまで参考値ではありますが、海外製BTOのPCを中心に活用することで約24万円の節約効果がありました。
大型固定費、通信費の削減と同様に、節約して残ったお金はインデックス投資で運用しましょう。
例えば私の節約例の場合、各PCを買った時点で節約できたお金を年利5%のインデックス投資で2020年まで運用した場合、以下のような試算結果になります。
約19万円の運用益が乗っている計算です。
ショボいですかね?ではこのままあと30年塩漬け運用した結果はどうでしょうか?
約163万円の運用益が乗っている計算になりました。
追加の30年間もPCの買い替えは何度もやってきて、その度に少しでも節約できたお金を追加投資すればさらに資産は膨らむことでしょう。
つみたてNISA、iDeCoで運用しよう
老後資金をインデックス投資でまかなうための公的な制度としては以下があります。
つみたてNISAは金融庁が、
確定拠出年金制度(iDeCoなどは)厚生労働省がそれぞれ管轄しています。
これらの制度を使って株式インデックスで運用すれば、十分な老後資金が見込めるでしょう。
また月に1万円の少額投資であっても、長期で複利運用できれば老後資金の助けになるでしょう。
こうした政府が主導している制度を積極的に利用して自己資金を運用することはもはや当たり前といえるのかもしれません。
インデックス投資に上手下手はありませんので投じるお金さえあれば誰でもできます。
貯金だけでは到達できない老後資産を視野に入れることができるでしょう。
まとめ
PCの買い替えコストを安く抑える方法としてBTO、リファビッシュ、Chromebook、Linuxを紹介しました。
最近はPC価格も下落していますので節約効果としては大きくありません。
しかし金額が小さくても固定費は削減しやすい項目ですので、できるだけお金を残してインデックス投資でコツコツ運用するのがおすすめです。
★投資デビューはスマホ証券がおすすめ!
★自動運用を始めるなら次世代ロボアドのSUSTENがおすすめ!
★知ってた?インデックス投資×株式オプションで時代を先取り!
★これからインデックス投資を始める方は参考にどうぞ!
★ネット回線は工事不要で即日使えるWiMAXがおすすめ!