こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- インディアETFに関心がある人
- ETFの分配金の再投資に関心がある人
この記事の目的
私は2008年からインデックスファンドへの投資を始めました。
投資信託のつみたてだけでなく、開始当初に初期投資として国内/海外ETFも買っています。
今回、香港市場に上場しているインド株ETF(02836:iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア・インデックス ETF)が珍しく分配金を出しました。
数量を大量に保有しているわけではないので分配金もほんのちょっぴり、税金も引かれて投資効率も下がりますが、それでもお金がもらえると嬉しいですね。
今回はETFの分配金について考えてみました。
iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア・インデックス ETFとは?
ETFの概要
このETFは香港市場に上場しており、S&P BSE SENSEX (S&P BSE センセックス)指数に連動する投資商品です。
私が買った2008年当初は経費率が0.99%と高かったのですが、現在0.64%と3割ほど下がっています。
名称も当初は「iShares BSE SENSEX INDIA TRACKER」でしたが変わっていますね。
これらについて、私はつい最近まで知りませんでした、あはははは。。。
基準基準通貨も2018年1月1日付で香港ドル(HKD)から米ドル(USD)に変更されています。
その他のインド株ETFについては以下もどうぞ。
02836 ファンド情報
純資産総額(2020/02/04) | 101.75[百万USドル] |
---|---|
設定日 | 2006/10/31 |
経費率 | 0.64% |
取引所 | 香港証券取引所 |
分配 | 年1回 |
インデックス | S&P BSE SENSEX |
02836 構成銘柄情報
順位 | 銘柄名 | 比率(%) |
---|---|---|
1 | HDFC BK DMT | 12.36 |
2 | RELIANCE INDUSTRIES LTD | 10.75 |
3 | HOUSING DEVELOPMENT FINANCE CORPOR | 9.63 |
4 | ICICI BANK LTD | 8.1 |
5 | INFOSYS LTD | 6.87 |
6 | TATA CONSULTANCY SERVICES LTD | 5.28 |
7 | KOTAK MAHINDRA BANK LTD | 4.67 |
8 | ITC LTD | 4.32 |
9 | AXIS BANK LTD | 3.88 |
10 | LARSEN AND TOUBRO LTD | 3.75 |
02836 セクター情報
順位 | 業種 | 比率(%) |
---|---|---|
1 | 金融 | 33.44 |
2 | 情報技術 | 14.84 |
3 | エネルギー | 11.54 |
4 | 生活必需品 | 9.31 |
5 | 一般消費財・サービス | 6.44 |
6 | 素材 | 4.00 |
7 | 資本財・サービス | 3.75 |
8 | 通信サービス | 2.52 |
9 | 公益事業 | 2.16 |
10 | ヘルスケア | 1.08 |
インド株ETF(02836)を買った理由
02836インド株ETFを買った理由は、当時はBRICSが流行っていて良くわからないなりにインド経済の見通しが明るいと考えたからです。
こういった脇役的ETFはコストも高いですし、数量も買いませんから手数料も割高になりがちで、普通は人気が出ませんね。
ただ個人的にはいろいろな投資ツールを眺めて、興味がありそうな分野をカスタマイズで取り入れるのは悪くないと思っています。
なにも投資成果だけがすべてではないと思います。
2020年には中国株ETFも買いました。
ETFの分配金再投資について
一般的にインデックス投資では分配金が出ない方が投資効率が上がるとされています。
分配金が投資家に渡ると、税金が引かれるので投資パフォーマンスが下がってしまうためです。
ですのでインデックスファンドの多くはできるだけ分配金が出ないような商品になっています。
またほとんどのインデックスファンドで分配金の自動再投資に対応しています。
しかしETFにはこの分配金の自動再投資の仕組みがありません。
北米ではDRIPという株式の配当/分配金の自動再投資の仕組みがありますが、我々は利用できません。
つまり日本人がETFを保有すると、国内ETFでも海外ETFでもすべて分配金をキャッシュで受けることになります。
ETFの分配金の運用 そーたろーの場合
分配金はプールしたままです。再投資した方がよいことは知りつつ放置してきました。
面倒だからというのも理由ですが、基本的な方針として追加的なスポット投資は株価が大幅に調整した場合に行いたいからです。
それと海外ETFは売買手数料が必要ですから、小さく買うことに不向きです。まとめて一回で買ったほうがよいから、というのも理由です。
ちなみにETFを買ってから約11年半、計算したところ全買い付け額の25%が戻ってきていました。
ETFの投資環境が良くなっています
楽天証券から以下のニュースリリースが出ています。
【更新】国内ETF101銘柄の取引手数料が完全無料!さらに、米国ETF9銘柄の買付手数料も完全無料!
海外ETFの手数料無料化については以下の記事でまとめました。
さらに追い打ちをかけるように以下のようなニュースも。
さらにさらに以下のような分配金の2重課税問題が解消されるようなニュースが出ています。米国株について解消されるのかは現時点で不明ですが。
米国ETF9銘柄の買い付け手数料無料化は魅力的です。バンガードETFも対象になっています。2重課税も解消されるといいですよねー。
海外ETFの二重課税調整については以下の記事でまとめました。
再投資でETFを買う?
正直、ETFは面倒なので投資信託の方が好みです。低コストは魅力ですが簡潔さの投信です。
しかし上述のような投資家に有利な変化がありますので、プールしている米ドルについてはバンガードETFにしてもよいかな、と考えています。
ただし先にも述べたとおり、バーゲンセールが好きなので株価の調整局面を待ちたいと思います。
逆張りの記事については以下もどうぞ。
結局、ETFの分配金についてはしばらく放置が続きそうですが、こういう無頓着さがインデックス投資をするのに役立つ能力なのではないかなと。
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