意外と知らないiDeCo・つみたてNISAで少し得する小ワザ6つ

NISA・つみたてNISA
NISA・つみたてNISA

こんにちは、そーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

iDeCo・つみたてNISAなどの非課税口座で少しだけ得する使い方を紹介します。

 

そーたろー
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  • お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。

 

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この記事を書いたそーたろーはこんな人です。

  • 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
  • 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。

 

そーたろー

この記事は次のような人にオススメです

  • これから資産運用を始める人
  • iDeCo・つみたてNISAをフル活用したい人

 

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この記事の目的

インデックス投資で少額から資産形成を始めるならiDeCoやつみたてNISAの非課税口座は強力な味方です。

そのまま使ってももちろんOKですが、どうせやるなら少しでも得したくないですかね?

iDeCoやつみたてNISAは公的な制度であることもあって細かな部分が意外とわかりにくくて、ちゃんと理解すると実は使える小ワザがいくつかあるので紹介します。

 

iDeCo・つみたてNISAで少し得する小ワザ6つ

  1. 期待リターンの高い商品で使うとおトク
  2. ETFを使うとコスト節約になって投信よりもおトク
  3. 確定拠出年金のスイッチングなら非課税でリバランスできる
  4. iDeCoのコストは年払いで節約できる
  5. NISA・つみたてNISAは区分変更で切り替えられる
  6. NISA・つみたてNISAは年初のまとめ買いがおトク

 

期待リターンの高い商品で使うとおトク

確定拠出年金、NISAなどの運用益に課税されない口座は株式クラスなどの期待リターンの高い商品で使うと節税効果が高まりおトクです。

期待リターンというのは各資産クラスから期待できるリターン(儲け)のことで、はっきり言ってあまり根拠のない数字です。

過去の統計から将来どれくらい儲かりそうかを推測しているに過ぎず、前提条件などもいろいろなのですが、概ね以下くらいが妥当かなという感じです。

  • 株式クラス:5%/年
  • 日本国債クラス:0.5%/年

期待リターンは恣意的な数字ですが、資産クラスによってリターンに差があるのは事実なので非課税口座ではできるだけ株式クラスを買って、逆に債券ファンドや利回りの低いバランスファンドなどは特定口座で保有しましょう。

私はNISA、つみたてNISA、iDeCo、企業型DCの口座を持っていますが、すべて外国株式インデックスで満たしています。

そもそも私は株式インデックスしか保有しないのでこれは当たり前ですね。

こうして売却時の利益が大きい資産クラスを非課税口座で集中的に買うことで、将来払うことになるかもしれない税金を圧縮することができるでしょう。

 

ETFを使うとコスト節約になって投信よりもおトク

確定拠出年金、つみたてNISAでは買うことのできる商品があらかじめ決まっていてすべて投資信託です。

昨今のインデックス商品の信託報酬は十分に低コストなのでさほど気にする必要はありませんが、さらにコストにこだわるなら工夫の余地があります。

例えばインデックス商品の信託報酬がかさむのは新興国株式クラスです。

  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス:年率0.1023%
  • eMAXIS Slim新興国株式インデックスファンド:年率0.1870%

低コストファンドの代表であるeMAXIS Slimの例でも先進国株式のおおよそ1.8倍のコストが掛かります。

というわけで新興国株式をETFにするとコスト削減になりますね。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO):年率0.1%

つまり非課税口座では先進国株式インデックスを買い、新興国株式クラスはNISAや特定口座でETFを使うことで年率コストの節約ができます。

 

【余談】そーたろーの新興国株式クラス

ちなみに私は新興国株式クラスのETFではEEMを保有していて、年率コストが0.68%と今となっては国内投信の方が低コストな状態です、あははは。

EEMは2008年に買ったのですが、新興国株式のパフォーマンスは冴えないと言われながらそれでも+130%くらいで、コロナショックの暴落も含み益で乗り切ってしまって乗り換えができませんでした。

今後はどこかのタイミングで新規にVWOを買うとして、EEMはこのまま記念に持っていてもいいかなと言う感じです。

 

確定拠出年金のスイッチングなら非課税でリバランスできる

口座内でスイッチング(商品の乗り換えのこと)できるのは確定拠出年金だけの特典です。

商品の乗り換えは特定口座なら売却益に課税されますし、NISA/つみたてNISAなら非課税口座から払い出されてしまいます。

確定拠出年金では口座内で自由に、課税されることなく商品の乗り換えができますので詳しくは以下の記事をどうぞ。

iDeCoのスイッチングならインデックス投資のリバランスが非課税
インデックス投資でポートフォリオのリバランスをする際に、iDeCo・確定拠出年金のスイッチングを使えば非課税で商品を乗り換えられます。 iDeCo・確定拠出年金の加入者 インデ...

 

【補足】ポートフォリオの運用方針について

ここまでに紹介した3つのワザは各口座が持つ特性をできるだけ活かす考え方なので、口座が複数に分かれても各口座で同じポートフォリオを保有すべきだ、という方針を採用している人は使えません。

将来法律が変わったり、証券口座の対応が変わったり、自身の状況が変わったりすることは十分想定されるので、すべての口座で同じポートフォリオを維持するというのは運用の制約が増えて柔軟性を欠くのではないか、というのが私の個人的な考えです。

私は増えゆく証券口座で各々自由に投資して、全体の合算でバランスを取ってポートフォリオを構成することにしています。

分散投資ポートフォリオの地域バランス自動計算【Googleスプシ】
インデックス投資特有の課題である、つみたてNISAやiDeCoで分散されたポートフォリオのバランス管理について解説します。 保有するファンドの国別/地域別の投資割合をGoogleスプレッドシートで自動計算して把...

全体の管理さえできればこうした小ワザも活用できますね。

 

iDeCoのコストは年払いで節約できる

iDeCoは毎月の口座管理手数料が発生し、どこの金融機関でも横並びで以下のとおりです。

  • 国民年金基金連合会:105円/月
  • 信託銀行:66円/月

ここで買い付けを毎月拠出(年12回)から年単位拠出(年1回)にすると、毎月払っていた国民年金基金連合会部分を年1回払うだけで済むようになります。

詳しくは以下の記事をどうぞ。

iDeCo年単位拠出で手数料を節約+毎月つみたてする方法【裏技】
iDeCoで年単位拠出にして国民年金基金連合会の年間手数料を105円にまで節約する方法を紹介します。 さらに年単位拠出しつつ毎月ファンドへのつみたてを行う裏ワザを紹介します。 ...

 

NISA・つみたてNISAは区分変更で切り替えられる

NISAとつみたてNISAは1年ごとに区分変更で切り替えて選ぶことができます。

NISAとつみたてNISAのどちらを使うべきかに絶対的な答えはありません。

区分年間投資
可能額
運用期間利用可能な
投資枠数
最大
投資額
投資可能
商品
NISA120万円5年5600万円投資信託、個別株(外国株式も含む)
つみたてNISA40万円20年23920万円投資信託

条件が異なるので自分に適した方を使うことになります。

主なポイントとしてはつみたて投資を選択するかどうかがあげられます。

つみたて投資は買いを分散するのでまとまった資金がなくても投資できるのが最大の特徴です。

しかしもしまとまった資金があるのであればつみたてNISAを選択せずにNISAを選んでもよいでしょう。

最大投資額がNISAの方が小さくなりますが、資金を前倒しで投入するので複利効果が高まります。

一般的に投資資金が手元にある場合は温存せずに投入してしまった方が投資効率が高まると考えられているため、キャッシュがある投資家はNISA口座を検討すべきです。

私は2018~2020年はつみたてNISA、2021年からNISAという使い方をしています。

つみたてNISAから一般NISAへ区分変更したよ【出口戦略】
私は2020年までつみたてNISAを利用していましたが、区分変更して2021年は一般NISAを利用することにしたので紹介します。 NISA制度の使い方のヒントを得たい人 リタイ...

 

さらに攻めた使い方もある

ちなみに2021年時点の制度上の最大投資額は以下のとおりですが、

  • 制度上の最大投資額
    • NISA:600万円=120万円×5年
    • つみたてNISA:920万円=40万円×23年

年齢が若く、投資資金もあるならNISAとつみたてNISAを切り替えることで以下のようなこともできそうです。

  • 2022〜2026年:606万円=NISA120万円×2年+122万円×3年
  • 2027〜2042年:640万円=つみたてNISA40万円×16年
    • 合計の最大投資額:1,246万円=606万円+640万円

この場合、つみたてNISAの最大投資額920万円を超える1,246万円の拠出になります。

ただしNISAはロールオーバーせず最大投資額を優先することになるので、5つの枠が各5年で上手いこと儲かるかどうかはわかりませんが。

なお5つすべてロールオーバーするとつみたてNISAの投資枠5年分が犠牲になりますが、

1,240万円ー40万円×5年=1,040万円

それでもつみたてNISAの920万円より120万円も余計に資金拠出できることになります。

というわけで以下のような使い分けが考えられるでしょうか。

  • つみたてNISA:年齢が若く(運用期間が長く)、まとまった投資資金がない人向け
  • NISA:中高年(運用期間が短く)、まとまった投資資金がある人向け

特に40代以上の人はつみたてNISAの投資枠と運用期間を十分に使い切れないことが想定されるので、投資資金がある人は一般NISAの活用も視野に入れた方がよいかもしれません。

なお運用期間が短い人 ≒ 中高年と想定しましたが、若くしてFIREしたい人も該当するでしょう。

そういう人はのんびりつみたてNISAなんかしてないで、寝ないで働いてお金をいっぱい稼いで一般NISAとDCと特定口座に全部突っ込むとかになりますかね。

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NISA・つみたてNISAは年初のまとめ買いがおトク

先程表で紹介したとおりNISAとつみたてNISAは各年で使える投資枠ごとに拠出できる金額と運用期間が決まっています。

投資枠は年単位の勘定で管理されていて、意外と見落としがちですが以下の注意点があります。

資金拠出できる1年間も運用期間に含まれている

表現を変えると、運用期間は商品を買った後から始まるのでなく、年が変わって年初1日から始まります。

つまり1月1日に運用期間が始まると商品を買おうが買うまいが減っていくので、年が変わって勘定が新しくなったら速攻で使い切るのがもっとも経済合理性が高いことになります。

極端な例だと1月1日に投資するのと12月31日に投資するのとでは運用期間に1年間の差が生じます。

特にNISAの場合は運用期間が5年しかないので、12月31日に投資すると運用期間を1年捨てることになり80%しか残らないことになります。

したがって運用期間をできるだけ長く確保するという観点から、各勘定が始まったらできるだけ早いタイミングで投資枠を使い切る方がおトクです。

私は2021年のNISAの買い付けでは1月中に投資枠の上限120万円を使い切りました。

2021年NISAでバンガードVDC(生活必需品ETF)を購入
2021年の一般NISA口座でバンガードの米国生活必需品セクターETF(VDC)を買ったので紹介します。 一般NISAの使い方に関心がある人 バンガードETF、VDCに関心があ...

2022年以降もこの考え方で、投資枠が使えるようになったら早めに消化する方針です。

なお2024年からの新NISAでは投資枠が1階と2階に分かれ、かつ1階でつみたて投資しないと2階でETFは買えないという金融庁様のご意向が発動されるそうです。

新NISAの2階部分「過去6ケ月以内に1階部分に買付あり」の条件
新NISAの2階部分の利用には「過去6ケ月以内に1階部分に買付あり」という条件があるので紹介します。 新NISAの利用予定がある人 この記事の目的 2024年開始...

このルールだと1階部分も速攻で使い切るという技は使えませんが、1階部分は5年経過時につみたてNISAにロールオーバーできるので最大運用期間が25年まで伸び、かつロールオーバーは簿価(20万円)なので新たに20万円の拠出もできるようです。

 

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まとめ

iDeCo・つみたてNISAの非課税口座で少し得する使い方を紹介しました。

  1. 期待リターンの高い商品で使うとおトク
  2. ETFを使うとコスト節約になって投信よりもおトク
  3. 確定拠出年金のスイッチングなら非課税でリバランスできる
  4. iDeCoのコストは年払いで節約できる
  5. NISA・つみたてNISAは区分変更で切り替えられる
  6. NISA・つみたてNISAは年初のまとめ買いがおトク

普通に使ってもいいですが、知ってると使えるワザが結構あるので上手に活用したいですね。

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