マネックス証券が買付時手数料キャッシュバックの米国ETFを拡充

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こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。

 

マネックス証券が買付時手数料の全額キャッシュバックの対象となる米国ETFを入れ替えて、13銘柄に拡充するので紹介します。

 

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  • 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
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この記事は次のような人にオススメです

  • 米国ETFに関心のある人

 

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この記事の目的

マネックス証券の米国ETF買付時手数料キャッシュバックプログラムを紹介します。

以前から実施していた買付時手数料キャッシュバックのマイナーチェンジということで、今回は対象の米国ETFが9銘柄から13銘柄に拡充されます。

米国ETFの買付手数料優遇プログラムは、SBI証券、楽天証券との競争になっていますので、そのあたりの比較も紹介します。

 

マネックス証券が「米国ETF買い放題プログラム」を開始

以下はマネックス証券からのお知らせです。

2020年1月から実施している米国ETFの買付時手数料を全額キャッシュバックする、米国ETF買付応援プログラム(USAプログラム)を2022年9月1日(木)(現地約定分)(予定)より「米国株ETF買い放題プログラム」と名称変更し、対象の米国株ETFの入替を行います。対象銘柄はQQQやSPYDなど人気銘柄を含めた13銘柄と、従来より進化した内容となっています。

買付手数料(税抜)を全額キャッシュバック ※上限なし

QQQ・SPYDなど対象13銘柄【米国ETF買い放題プログラム】スタート | マネックス証券

今回の変更をまとめると以下のとおりです。

区分 シン
ボル
直近
純資産総額
(ドル)
経費率 銘柄名
継続
VTI 269B 0.03% バンガード トータルストックマーケット ETF
VOO 271B 0.03% バンガード S&P 500 ETF
VT 23B 0.08% バンガード トータル ワールド ストック ETF
新規
VWO 70B 0.08%
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
QQQ 174B 0.20% インベスコ QQQ トラスト シリーズ 1 ETF
SPYD 9B 0.07% SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF
HDV 12B 0.08% iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
QYLD 7B 0.60% グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
LIT 4B 0.75% グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF
BUG 1B 0.50% グローバルX サイバーセキュリティ ETF
DRIV 975M 0.68% グローバルX 自動運転&EV ETF
PFFD 2B 0.23% グローバルX 米国優先証券 ETF
XYLD 1B 0.60% グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF
廃止
IVV 306B 0.03% iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
SPY 373B 0.09% SPDR S&P 500 ETF トラスト
EPI 697M 0.84% ウィズダムツリー インド株収益ファンド
DHS 1B 0.38% ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド
DLN 3B 0.28% ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド
DGRW 6B 0.28% ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド

またマネックス証券では銘柄要望の追加を「シンボル+(プラス)」という名称を付けて受け付けるそうです。

対象銘柄は半年に一度程度見直しを行います。マネックス証券の外国株取引口座をお持ちの方には、銘柄選定の度にメールでお知らせいたします。ぜひ、当プログラムに追加してほしい銘柄のご要望も「シンボル+(プラス)」よりお待ちしております。

 

主要ネット証券の優遇状況を比較

主要ネット証券における米国ETF優遇プログラムの対象銘柄は以下のとおりです。

シン
ボル
直近
純資産総額
(ドル)
経費率
証券会社
銘柄名
SBI
証券
楽天
証券
マネックス
証券
VT 23B 0.08% バンガード トータル ワールド ストック ETF
VTI 269B 0.03% バンガード トータルストックマーケット ETF
VOO 271B 0.03% バンガード S&P 500 ETF
EPI 697M 0.84% ウィズダムツリー インド株収益ファンド
QQQ 174B 0.20% インベスコ QQQ トラスト シリーズ 1 ETF
SPYD 9B 0.07% SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF
AGG 83B 0.04% i シェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF
VGT 46B 0.10% バンガード 米国情報技術セクター ETF
GLDM 5B 0.18% SPDR ゴールド ミニシェアーズ トラスト
IYR 4B 0.41% i シェアーズ 米国不動産 ETF
SPY 373B 0.09% SPDR S&P 500 ETF トラスト
RWR 1B 0.25% SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
AIQ 145M 0.68% グローバルX AIビッグデータ ETF
FINX 646M 0.68% グローバルX フィンテックETF
GNOM 225M 0.50% グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF
VWO 70B 0.08%
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
HDV 12B 0.08% iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
QYLD 7B 0.60% グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
LIT 4B 0.75% グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF
BUG 1B 0.50% グローバルX サイバーセキュリティ ETF
DRIV 975M 0.68% グローバルX 自動運転&EV ETF
PFFD 2B 0.23% グローバルX 米国優先証券 ETF
XYLD 1B 0.60% グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF

関連サービスについては以下のとおりです。

サービス SBI証券 楽天証券 マネックス証券
買付手数料の優遇方式 無料 無料 キャッシュバック
米ドル買付手数料 あり あり なし
分配金の自動再投資 不可 不可

赤いセルは優位な点です。

 

そーたろーの感想

対象銘柄、関連サービスで差異があるので一概にどこが優れているとは言えない状況になっています。

銘柄の点でマネックス証券が優れているのはVWOが優遇の対象になっている点でしょうか。

ただしETFだけで分散投資を完成させようとすると米国を除く先進国ETFのVEAあたりが欲しくなるので、ここで手数料を稼ごうといった意図があるのかな、とか考えました。

逆にマイナスだと感じたのはQYLD、XYLDのカバード・コール型米国ETFが含まれている点です。

これらは事情を知らない「情弱様ホイホイ」的な香りがするので、個人的にはやめておいた方が無難だと考えています。

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元々マネックス証券は米国株に強いネット証券というカラーが売りでしたが、今となってはSBI証券、楽天証券も追いついているので、今回のような米国ETF関連の優遇サービスでも差が出にくくなっていると思います。

もしマネックス証券に「米国株は譲れない!」というプライドがあるなら、QYLD、XYLDなんかのオモチャでお茶を濁していないで、主要ネット証券一番乗りで米国株式オプションの取り扱いを開始して欲しいところです。

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関連サービスについてはマネックス証券は独自色を打ち出しているので好みが分かれそうです。

普通に考えればキャッシュバックのデメリット(雑所得扱い)より米ドル買付手数料無料と分配金の自動再投資サービスのメリットの方が上回るように感じました。

 

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まとめ

マネックス証券の米国ETF買付時手数料キャッシュバックプログラムを紹介しました。

  • 買付手数料キャッシュバックの対象を入れ替えて、9銘柄から13銘柄に拡充
  • VWOが優遇の対象となるのはマネックス証券のみ
  • 優遇がキャッシュバック方式なのはやや見劣りする
  • QYLD、XYLDには注意が必要

米国ETFは長期投資に向いているので優遇サービスは上手に活用したいですね。

 

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