こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- これからネット証券でインデックス投資を始める人
この記事の目的
国内主要ネット証券3社のインデックス投資への対応状況を比較しました。
投資信託やETFの取り扱い数などを初心者の方向けにまとめ、さらにインデックス投資でネット証券を選ぶ際のコツを紹介します。
主要ネット証券3社のインデックス投資・ETF比較
以下の比較表の赤いセルは優れている点です。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|---|
投資信託
|
本数 | 2,660本 | 2,663本 | 1,183本 |
最低つみたて額 | 100円〜 | 100円〜 | 100円〜 | |
買付手数料 | なし | なし | なし | |
つみたてNISA | 本数 | 153本 | 152本 | 149本 |
iDcCo(イデコ) | 本数 | 83本 | 32本 | 26本※1 |
国内ETF
|
本数 | 244本(103本)※2 | 220本(99本) | 245本(3本) |
海外ETF(米国)
|
本数 | 285本(9本) | 306本(9本) | 295本(9本) |
海外ETF(その他) | 本数 | 36本 | 63本 | 30本 |
参考までに外国株式の対応状況を紹介します。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|---|
米国株式 | 本数 | 3,040銘柄 | 2,662銘柄 | 3,293銘柄 |
中国株式 | 本数 | 1,385銘柄 | 927銘柄※3 | 2,000銘柄超 |
その他外国株式 | 本数 | 645銘柄 ※4 | 258銘柄 ※5 | ー |
2020/2/8調べ
※1:iDeCoは本数の上限が35本までなので少ない方が優れています。
※2:()は取引手数料が無料の数です。
※3:楽天証券のみ中国株に上海A株の取り扱いがあります。
※4:インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、韓国、ロシア
※5:インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア
初心者向けネット証券選びのコツ
主要ネット証券3社がおすすめ
これからインデックス投資をする前提で、特に強いこだわりがなければ今回紹介した主要ネット証券3社の中から選んでおけば問題ないでしょう。
ネット証券の口座数シェアは1位がSBI証券で約480万、2位が楽天証券で約320万です。ちなみに総合証券1位の野村証券が約532万です。(2020年1月時点)
特定口座やつみたて設定など、インデックス投資に必要なものは主要ネット証券であればみな揃っています。
投資信託の数は気にしなくてよい
先程の比較表では投資信託の取り扱い本数に差がありますが気にする必要はありません。
なぜならインデックス投資で選択する商品はベーシックな低コストなインデックスファンドになるので、選ぶべき商品はほぼ決まっているからです。
そして人気のある商品は必ず各社で取り扱われるので、取り扱い本数が多いことにほとんど意味はありません。
インデックスファンドの選び方については以下の記事をどうぞ。
iDeCoに注目するとよい
主要なインデックスファンドの取り扱い状況に大きな差がないことを考えると、投資信託での差別化についてはiDeCoの商品を比べるとよいかもしれません。
なぜならiDeCoは取り扱い商品数が35本までと決まっているため、35本よりも少ない方が厳選された品揃えと言えるためです。
また取り扱い本数の上限まで余裕があるほど、将来の変化に対応して商品の追加がしやすい状況です。
マネックス証券はその点で他社より有利と言えるでしょう。
つみたてNISAはあまり気にしなくてよい
つみたてNISAの商品は金融庁が承認したものだけが取り扱われます。
したがって証券会社による差がほとんどないのでつみたてNISAの取り扱い商品はあまり気にする必要がないでしょう。
ETFも大差はない
インデックス投資は投資信託だけもできますし、ETFを使うこともできます。
ETFを使うかどうかは好みの問題です。
先程の比較表ではETFの取り扱い数に微妙な差がありますが、これも投資信託の数の多さが無意味であるのと同じでほとんど問題のないレベルの差です。
主要なETFは各社で取り扱われています。
金融商品の種類の多さは気にしなくてよい
ネット証券ではあらゆる金融商品を取り扱っています。
現物/先物株、投信、国内ETF、海外ETF、商品先物、FX、MMF、、、といろいろありますね。
将来インデックス投資以外の投資を手掛けるかもしれませんが、それは現時点ではわからないと思います。
もし必要になったらそのときに考えても間に合います。
大は小を兼ねるので品揃えが多い方がベターですが、それ以上に優先したい条件があるのであれば必ずしも金融商品の種類の多さは重要ではないでしょう。
手数料もあまり気にしなくてよい
ネット証券は取引手数料が安いことが大きな特徴です。
しかし話をインデックス投資に限ってしまうと、ほとんどのインデックス投資商品はノーロード(売買手数料は無料)です。
しいて関係があるのがETFを買うときの売買手数料くらいですが、バイ・アンド・ホールド戦略を採用するのであれば、売買の頻度は数年〜数十年に一度くらいですからあまり気にする必要はないでしょう。
また最近では取引手数料が無料のETFもありますので活用して行きましょう。
ネット証券の取引手数料の競争は株式売買をアクティブに行う人が注目するポイントです。
【参考】ネット証券は安全です
まず金融機関の破綻リスクですが、顧客資産は公的な資産保護システムによって守られています。
次に証券口座はいろいろな意味で銀行よりも安全なお金の置き場所と言えるでしょう。
最近はサイバー犯罪が報じられることが多いですが、基本的なセキュリティ対策は各社で実施されています。
ただし利用者側での最低限の対策は必要なので実施しましょう。
まとめ
今回は主要ネット証券3社のインデックス投資に関する状況とネット証券選びのコツを紹介しました。
主要ネット証券3社であればどこを選んでも問題なくインデックス投資が行えるでしょう。
したがってネット証券を選ぶ際はインデックス投資以外の部分が自分に合うことが大切になってきますね。