こんにちは。『お金に困らない生活(インデックス投資ブログ)』管理人のそーたろー(@sotarowassyoi)です。
ここはどんなブログなの?
- お金、投資、資産運用、副業が中心のブログです。
この記事を書いたそーたろーはこんな人です。
- 2008年から国内・海外ETF、つみたてNISA、iDeCoなどでインデックス投資をしています。
- 2020年より米国株オプション、サラリーマン大家、副業ブログを実験中です。
この記事は次のような人にオススメです
- これから投資を始めようと思っている人
- インデックス投資に関心がある人
この記事の目的
インデックス投資の効果を「ガチョウと黄金の卵」になぞらえて紹介します。
15年というとなかなかの時間経過ですが、実はやってる側は「あれ、もうそんなに時間経ったの?」という感じで、これは心理学で言うジャネーの法則という現象です。
長期投資におけるジャネーの法則は結構大事なので、知らなかった人は以下の記事もどうぞ。
イソップ寓話の「ガチョウと黄金の卵」とは?
ある日農夫は飼っているガチョウが金の卵を産んでいるのを見つけました。
その後もガチョウは毎日金の卵を生み続け、卵を売った農夫はお金持ちになりました。
ところが農夫は1日に1個しか卵を産まないガチョウに不満を持つようになりました。
そこで農夫は「ガチョウの腹には金塊が詰まっているに違いない」と考え、ガチョウの腹を切り裂きました。
しかしガチョウの腹には金塊などなく、ガチョウはそのまま死んでしまいました。
欲張って一度に大儲けしようとすると利益の源泉まで失ってしまいます。
利益の源泉を大切に育てることで長期的に大きな利益を得ることができるという教訓です。
この話はそのままインデックス投資に当てはまるのかな、なんて感じました。
「ガチョウと黄金の卵」な効果9つ
さて私はこの素晴らしいガチョウを飼い始めて15年、普通に暮らしているだけでお金が勝手に増えていきます。
この先も増えていくかどうかはガチョウさん次第なのでわかりませんが、ここまでガチョウと暮らしてよかったと感じたことをまとめてみました。
不労所得の実感
まずは資産運用によって不労所得が得られるようになったことが一番大きな効果だと思います。
収入は給与所得だけだったのが、保有している金融資産からも所得が得られるようになりました。
よく言う「収入の柱を増やす」という状態かと思います。
経済学者トマ・ピケティが著書「21世紀の資本」で言っているr>g(資本収益率は経済成長を上回る、つまり給与所得より資産所得で得られる富の方が大きい)が「自分のこと」として実感があります。
精神安定効果
資産運用を始めた動機は経済的に困窮しないためなのですが、運用がうまく行き出してポートフォリオが大きくなると気持ちが楽になりますね。
元々お金に困っていたわけではないし、開始直後の2008年なんかはかなりの含み損でしたが特に何も感じなかったので私はリスク許容度が大きいのかもしれません。
いずれにしろこうした仕組みを持っておくことの精神安定効果は絶大と言っても言い過ぎではないでしょう。
歳も取っているので大人の余裕と言ってもよいかもしれませんね。
含み損に転落しにくい
長期投資では運用期間が長くなるほど元本に対するリターンの割合が大きくなっていくので、少しくらいの調整が来ても含み損に転落しなくなります。
例えば金融庁のつみたて投資シミュレーションで見てみると、グラフが右に行くほど棒グラフの黄色(運用収益)の割合が増えていくことからもわかると思います。
インデックス投資ではリスク資産は常にマーケットにさらしっ放しなので、ひとたび世界同時株安などが起これば-30~50%とかは十分起き得ます。
つまり運用収益の大きさはそのまま相場クラッシュ時のバッファ(緩衝)になるということです。
私の場合はつみたて投資だけでなく初期投資、追加投資も行うことで、つみたて投資だけの場合よりも早い段階で投資元本の2倍程度まで資産が増えていて、-50%でもプラスマイナスゼロという感じです。
今後再びリーマンショック級が起きてもチャラという運用的に気楽な状態です。
インフレ・円安対策
2022年は円は諸外国通貨、特に米ドルに対して暴落し、また資源エネルギー価格、原材料価格の高騰により世界的なインフレに見舞われています。
私がインデックス投資を始めた目的のひとつに金融資産の通貨分散があり、日本人が日本で仕事して暮らしていると金融資産は円100%の状態になるので、円が暴落するとインフレで貧しくなるからといったものがあります。
私の金融資産は半分が外貨建てなので円貨が暴落した分、相対的に外貨の価値が上がり、かくして運用開始から15年後の今、インフレ・円安ヘッジがワークしています。
お金のリテラシー向上
自分がやっているパッシブ運用のみならず、経済や金融全般などに関心が向かうようになるのでお金に関するリテラシーが上がっていきます。
そしてこのブログは向上したリテラシーと実践を元ネタにしているわけですが、運用しながらブログでアウトプットすると更に知識獲得に拍車が掛かります。
インデックス投資はシンプルなものですが、NISAやiDeCo/DC、ETFといった道具を隅々まで理解して使いこなせることは地味に大切だと思っています。
暇つぶし効果
インデックス投資では日常的にやることがなくてホント暇なんですが、リテラシー向上に関連する事柄として情報収集や調査、考え事などをしているとかなりの暇つぶしになります。
金融業界って人をだましてお金儲けする会社が大手を振るっているし、公的な制度は知らないで使わなければ一方的に損するだけだし、払いすぎた税金は自分で取り返す必要があります。
この界隈ではボサッとしていると合法的にカモられるので、そうならないために注意することが趣味と実益を兼ねた暇つぶしという感じでしょうかね。
経験値が増えた
私が投資を始めて以降、マーケットで起きた主なイベントとしては以下のようなものがあります。
- 2008年リーマンショック100年に一度クラスの世界同時株安、最大落差-50%超
- 2011年円が戦後最高値更新75円32銭/ドルまで高騰
- 2020年コロナショック世界規模のパンデミック、株価-30%の暴落
- 2022年ドル急騰(円暴落、インフレ)24年振りの円安水準で139円/ドル
インデックス投資は基本的にバイ・アンド・ホールドなので相場付きによって何かを変えることはしません。
しかしこうしたイベントがどういった背景で起きて、マーケットがどのような挙動を示して、自分のポートフォリオに与える影響はどういったものか、といったことを考察することは投資家の端くれとして重要です。
インデックス投資においても追加投資の判断などは経験がものを言うと思うので、長く続けて実際にいろいろ経験することは大切です。
シナジーで副収入が増えた
インデックス投資では実際の取引などはほぼ何もやることがありませんが、アンテナは高くしてマーケットを観察したり、情報収集したりといったことは日常的にやることになります。
つまりやることはなくても頭の中はきちんと投資家のものの考え方になるので、そうしたことの延長で私は以下のような領域に手を広げています。
これらは直接的にはインデックス投資とは何も関係ありませんが、インデックス投資をやったことによって自分ができそうな投資ということで拡張的に始めたものです。
これらは少額ですが最初から収益をあげていますし、大家さんもオプション取引もインデックス投資をやってなかったら絶対にやっていなかったと断言できるので、インデックス投資のシナジー恐るべしです。
マイノリティは楽しい
私がインデックス投資を始めて15年も経っていますが、未だに日本は欧米に比べ個人の投資参加が遅れていると言われています。
私は投資で自分だけ儲かればよいとは思ってなくて、多くの人が参加して儲ける人が増えて世の中がハッピーになればいいのに、と思っているのでブログを書いたりもしています。
しかし他人が投資をするかどうかは他人の問題であり、現実の個人投資家はかなりのマイノリティなので理想と現実はかけ離れていますが、これはこれで楽しくやっています。
周りは誰もやってないけど、自分が興味を持ったことでうまく行きそうなことをやったらうまく行った、といった感じで一種の高揚感のようなものがあります。
私は好奇心が旺盛な方なのでわからないことを自分で調べたりするのが好きなんですね。
食わず嫌いせずにいろいろトライしてみるとよいのではないでしょうか。
まとめ
インデックス投資15年目ということで、今まで続けてきた経験からその効果を紹介しました。
つみたてNISAをはじめとするインデックス投資は、誰でもできるもっとも簡単な「黄金の卵を産むガチョウを手に入れる方法」ではないでしょうか。
くれぐれもガチョウのお腹を裂くようなことはせず、大切に育てて長く卵をいただくことを考えたいですね。
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